例文・使い方一覧でみる「昏」の意味


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...迷しきった気持ちで夜遅く帰って来ると...   昏迷しきった気持ちで夜遅く帰って来るとの読み方
豊島与志雄 「理想の女」

...ともかくも黄時(たそがれどき)ではあるが...   ともかくも黄昏時ではあるがの読み方
中里介山 「大菩薩峠」

...ソノママ倒シテシマッタノデス...   ソノママ昏倒シテシマッタノデスの読み方
浜尾四郎 「彼が殺したか」

...空は黄灰色に薄く...   空は黄灰色に薄昏くの読み方
林芙美子 「あひびき」

...々(こんこん)と眠り...   昏々と眠りの読み方
林芙美子 「浮雲」

...浴衣に着かえ、まず湯に入ったりしているうちに、黄れて来たが、雨は止まない...   浴衣に着かえ、まず湯に入ったりしているうちに、黄昏れて来たが、雨は止まないの読み方
火野葦平 「花と龍」

...あたりが暗黒になるような迷と...   あたりが暗黒になるような昏迷との読み方
火野葦平 「花と龍」

...」睡したやうな夢から醒めて後...   」昏睡したやうな夢から醒めて後の読み方
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」

...私は家を離れているあいだに――知らない人々のなかにいるあいだに――睡に陥ったのだ...   私は家を離れているあいだに――知らない人々のなかにいるあいだに――昏睡に陥ったのだの読み方
エドガー・アラン・ポー Edgar Allan Poe 佐々木直次郎訳 「早すぎる埋葬」

...その倒的な美さのために...   その昏倒的な美さのためにの読み方
宮本百合子 「獄中への手紙」

...――十五日の黄(たそがれ)で...   ――十五日の黄昏での読み方
山本周五郎 「落葉の隣り」

...「どうやられてしまいました」やがてお石は窓のほうへふり返った...   「どうやら昏れてしまいました」やがてお石は窓のほうへふり返ったの読み方
山本周五郎 「日本婦道記」

...迷に迷を重ねて来た私が...   昏迷に昏迷を重ねて来た私がの読み方
夢野久作 「暗黒公使」

...良心や理智が迷し...   良心や理智が昏迷しの読み方
夢野久作 「東京人の堕落時代」

...いつものような睡に落ちて...   いつものような昏睡に落ちての読み方
吉川英治 「江戸三国志」

...陽もすでに黄(たそが)れごろ...   陽もすでに黄昏れごろの読み方
吉川英治 「新・水滸伝」

...黄(たそが)れごろ...   黄昏れごろの読み方
吉川英治 「新・水滸伝」

...黄(たそがれ)からおぬし達を捜しあるいていたのじゃよ」「何の用で?」「お通にも会おうと思って」「ふーム」「おばば」「なにかや」「お通はどこへ行った」「知らん」「知らんことはあるまい」「このおばばは...   黄昏からおぬし達を捜しあるいていたのじゃよ」「何の用で?」「お通にも会おうと思って」「ふーム」「おばば」「なにかや」「お通はどこへ行った」「知らん」「知らんことはあるまい」「このおばばはの読み方
吉川英治 「宮本武蔵」

「昏」の読みかた

「昏」の書き方・書き順

いろんなフォントで「昏」

「昏」の英語の意味

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