...戦闘群の戦術では明瞭に分隊――通常は軽機一挺(ちょう)と鉄砲十何挺を持っている分隊が単位であります...
石原莞爾 「最終戦争論」
...と実に微細な点に至るまで明瞭に記憶されている...
上村松園 「縮図帖」
...一層明瞭になった訳である...
江戸川乱歩 「悪魔の紋章」
...死体紛失の一件はこれで明瞭になった...
江戸川乱歩 「吸血鬼」
...カタン/\といふ音は一層明瞭に冴えて来る...
高浜虚子 「斑鳩物語」
...今度は明瞭にその声が聞こえてきた...
橘外男 「陰獣トリステサ」
...真であると肯定することができるよう十分に明瞭に直観したのではあるまいか...
デカルト Renati Des-Cartes 三木清訳 「省察」
...明瞭に大人の男聲である――が聞こえた...
ドストエーフスキイ 神西清訳 「永遠の夫」
...はじめて意識が全く明瞭になったのです...
中里介山 「大菩薩峠」
...それだけは明瞭に判りませぬ...
橋本進吉 「古代国語の音韻に就いて」
...いくら夫婦の間でも金銭のことは明瞭にしておかなければならないとヘンリイが主張して...
牧逸馬 「浴槽の花嫁」
...今の場合この概念の最も特徴的な意味が何であるかは次第に明瞭にならう...
三木清 「歴史哲學」
...抗議の要点も明瞭におつたえ下さい...
宮本百合子 「往復帖」
...* ここに理性に関するモンテーニュの意向が明瞭に見られる...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...私は明瞭にその夢をおぼえている...
山川方夫 「博士の目」
...前からの真紀子との間の自分の立場を明瞭に語りたい意の動きで...
横光利一 「旅愁」
...青年期よりも更に不明瞭にぼかされてゐるからだ...
吉川英治 「折々の記」
...老主人は鈍角な赤ら鼻を上げて、「拝見いたしました」と、不明瞭に、ていねいに答えた...
吉川英治 「かんかん虫は唄う」
便利!手書き漢字入力検索
