...明々後日(やのあさつて)にならば...
石川啄木 「足跡」
...折からの日差しに明々(あかあか)と映えあがる...
大阪圭吉 「死の快走船」
...明々白々の根拠をつかんでゐながらもなほ...
太宰治 「右大臣実朝」
...その焼酎がいかに私の身心を害ふかは明々白々だ...
種田山頭火 「其中日記」
...近来にない明々朗々たる珍現象であつた!Y屋のMさんが例の如くやつてきて話す...
種田山頭火 「其中日記」
...彼が古今を通じて日本の生める最大人物の一人であることは明々白々である...
土井晩翠 「野口英世博士の生家を訪ひて」
...「初めから明々白々だった...
アーサー・コナン・ドイル Arthur Conan Doyle 大久保ゆう訳 「赤毛連盟」
...是れは明々に官吏を置くを許す...
徳永直 「光をかかぐる人々」
...街灯だけが明々として...
豊島与志雄 「風俗時評」
...朝陽を明々(あかあか)と受けて...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...どんなに明々白々な論拠を以(も)って臨んでも...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...その私徳の元素は夫婦の間に胚胎(はいたい)すること明々白々...
福沢諭吉 「日本男子論」
...この分では夜明しは明々の事...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...従って明々白々にあり得ることは...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「ギルレイ」
...仏智としてみれば明々白々のことであるに違いない...
柳宗悦 「民藝四十年」
...深更まで狭間(はざま)に明々(あかあか)と燈火(ともしび)が望まれ...
吉川英治 「新書太閤記」
...明々(あかあか)と灯に染まり...
吉川英治 「新書太閤記」
...明々白々、あれまで、書いてしまっては消しようもない」「……...
吉川英治 「新・水滸伝」
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