...昂然と眉をあげた...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...」大隅君は昂然と言った...
太宰治 「佳日」
...勇武秀いでゝ軍勢の數はた及ぶものなきを昂然として誇らへり...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...昂然としてまた道を行くのであった...
コナン・ドイル 三上於莵吉訳 「自転車嬢の危難」
...ストレーカ殺しの犯人は捕まらんと断念されたんですか?」ホームズは昂然として...
コナンドイル Conan Doyle 三上於莵吉訳 「白銀の失踪」
...周平は昂然と頭をもたげた...
豊島与志雄 「反抗」
...また昂然と無数の頭をもたげ...
豊島与志雄 「真夏の幻影」
...そうして意気昂然として...
中里介山 「大菩薩峠」
...昂然として言いました...
中里介山 「大菩薩峠」
...帝国議会において、政友会の総裁および有力な代議士は、昂然として、「天皇即国家説」を述べた...
蜷川新 「天皇」
...親分」八五郎は昂然として...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...昂然と身ずまいする...
原口統三 「二十歳のエチュード」
...昂然とした意気があらわれていた...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...一度頭を昂然とあげて歩きたい...
横光利一 「夜の靴」
...」と昂然とした元気で命じたことがあった...
横光利一 「旅愁」
...どう贔屓目(ひいきめ)に見てもあまり立派な図とは思われぬが」「はははは」孔明は昂然と笑って...
吉川英治 「三国志」
...一体、其方共は、何処の者だ』『吉良家の領民じゃよ』と、寺子屋師匠らしい杖を持った先刻(さっき)の老人が、昂然と答えた...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...誰の前でも昂然としてキリスト教の神のことを語り...
和辻哲郎 「鎖国」
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