...試験前に友達の意気昂然とした様子を見て、自分も頑張れた...
...彼女は自信満々で退職願を出したとき、意気昂然としていた...
...先生の講義を聞いていると、学生たちの意気昂然とした表情が見られる...
...プレゼンテーションに向けて準備をする彼は、意気昂然としている...
...新しい仕事に取り組む気力がなくなっていたが、友人の励ましにより意気昂然と取り組めるようになった...
...昂然としてこう繰返した...
芥川龍之介 「沼地」
...そして隣の部屋のうなり声を聞いた」と天願氏が昂然(こうぜん)と言った...
梅崎春生 「風宴」
...総あげだ」ベッドの上に砂馬は昂然(こうぜん)と大あぐらをかいていた...
高見順 「いやな感じ」
...私は昂然と、「誘惑したとすれば、わたしの方でしたのです、」と答えてやりました...
豊島与志雄 「女心の強ければ」
...しかし実は昂然(こうぜん)たる様子になった...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...自分の中にもまた昂然と沸ぎるものがあった...
中井正一 「聴衆0の講演会」
...匡(きょう)の地で暴民に囲まれた時昂然(こうぜん)として孔子の言った「天のいまだ斯文(しぶん)を喪(ほろぼ)さざるや匡人(きょうひと)それ予(われ)をいかんせんや」が...
中島敦 「弟子」
...男は昂然(こうぜん)として...
夏目漱石 「草枕」
...昂然(こうぜん)としてなに好く寝られたよと云いたかったのである...
夏目漱石 「彼岸過迄」
...「己(お)れあ車屋の黒(くろ)よ」昂然(こうぜん)たるものだ...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...薄暗い中に昂然とそれを振り仰いでいたお夢の頭は...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...これでも内儀を縛つたものだらうか」伊太松は昂然(かうぜん)と顏を擧げます...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...彼はよく昂然(こうぜん)と...
原民喜 「苦しく美しき夏」
...そんな切迫しているのに東京を抜けだす自信があるか」久我が昂然と言いはなった...
久生十蘭 「金狼」
...いよいよ昂然とした意気を示すのだった...
久生十蘭 「地底獣国」
...その時エルリングはまた昂然として頭を挙げて...
ハンス・ランド Hans Land 森鴎外訳 「冬の王」
...つい今しがたまで示していた昂然たる意気組もプライドもあとかたもない...
夢野久作 「線路」
...ご安心あって然るべしです」と昂然...
吉川英治 「三国志」
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