例文・使い方一覧でみる「昂」の意味


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...彼れは闇の中に突っ立ちながら焼くような奮(こうふん)のためによろめいた...   彼れは闇の中に突っ立ちながら焼くような昂奮のためによろめいたの読み方
有島武郎 「カインの末裔」

...むしろ軒(けんこう)たる風情(ふぜい)もあった...   むしろ軒昂たる風情もあったの読み方
梅崎春生 「幻化」

...かれの気の済まなさもじているであろうということも...   かれの気の済まなさも昂じているであろうということもの読み方
「草藪」

...自分も時にはそのやうに快く奮できるのだと知つた悦びは...   自分も時にはそのやうに快く昂奮できるのだと知つた悦びはの読み方
武田麟太郎 「日本三文オペラ」

...徒(いたづら)に激したり...   徒に激昂したりの読み方
田山録弥 「谷合の碧い空」

...レヴィー・クールはいつも激(げっこう)した...   レヴィー・クールはいつも激昂したの読み方
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」

...あっちへ連れて行ってくれ」印籠鞘は激(げっこう)して...   あっちへ連れて行ってくれ」印籠鞘は激昂しての読み方
中里介山 「大菩薩峠」

...不破の関守氏の懐古癖が充分に上を見たと覚えて...   不破の関守氏の懐古癖が充分に昂上を見たと覚えての読み方
中里介山 「大菩薩峠」

...かう聞き返して激したのは武井だつた...   かう聞き返して激昂したのは武井だつたの読み方
南部修太郎 「猫又先生」

...指をくはへて敵の榮華を眺めて居る氣か」美しい顏は奮(かうふん)に輝いて...   指をくはへて敵の榮華を眺めて居る氣か」美しい顏は昂奮に輝いての読み方
野村胡堂 「錢形平次捕物控」

...愛情の奮に駆られた時...   愛情の昂奮に駆られた時の読み方
萩原朔太郎 「僕の孤独癖について」

...何でもないつまらぬことに奮するんだ...   何でもないつまらぬことに昂奮するんだの読み方
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」

...昼間の奮も、怒りも忘れたように、元の木阿弥(もくあみ)のオンチ然たる悄気(しょげ)返った態度に帰って、三好と戸塚の後からトボトボと出て来たが、そのまま三人が三人とも黙々として、人通りの多い明るい道を合宿所の方向へ歩き出した...   昼間の昂奮も、怒りも忘れたように、元の木阿弥のオンチ然たる悄気返った態度に帰って、三好と戸塚の後からトボトボと出て来たが、そのまま三人が三人とも黙々として、人通りの多い明るい道を合宿所の方向へ歩き出したの読み方
夢野久作 「オンチ」

...彼は少し奮しながら二階へ昇つて來たが...   彼は少し昂奮しながら二階へ昇つて來たがの読み方
横光利一 「悲しみの代價」

...水晶質の明るい声が老優ムネ・シュリイの調子で(たか)まり...   水晶質の明るい声が老優ムネ・シュリイの調子で昂まりの読み方
與謝野寛 「梅原良三郎氏のモンマルトルの画室」

...疳(かん)を(たかぶ)らせて浪人の前へ馬を乗りつけて来た...   疳を昂らせて浪人の前へ馬を乗りつけて来たの読み方
吉川英治 「剣難女難」

...その癖(くせ)に今(いま)まで……』『奮(こうふん)しないでお聽(き)きなさいツ...   その癖に今まで……』『昂奮しないでお聽きなさいツの読み方
若杉鳥子 「彼女こゝに眠る」

...この書をはずかしく感ずる気持ちのじてくるのを経験した...   この書をはずかしく感ずる気持ちの昂じてくるのを経験したの読み方
和辻哲郎 「古寺巡礼」

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