...旺盛な動物的精力が...
芥川龍之介 「戯作三昧」
...旺盛な元気ぶりであった...
橘外男 「ウニデス潮流の彼方」
...旺盛な生活力を一杯に舞台の上に横溢(おういつ)させていることとであろうと思われた...
寺田寅彦 「マーカス・ショーとレビュー式教育」
...最近この精神は旺盛なのである...
戸坂潤 「科学的精神とは何か」
...何んとなく旺盛な感じのする女です...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...ルペラ男爵も旺盛な食欲で夕食にありつき...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「諜報部」
...かくて私の作家的貪慾さはむしろこの物語の背後のほうへいよいよ旺盛な空想を走らせないわけにはゆかない...
正岡容 「我が圓朝研究」
...一層根本的に芸術的精神の旺盛なものが働いたのではないかと思われる...
三上義夫 「和算の社会的・芸術的特性について」
...その青年たちが成人したときその世代の文化的創造力を溌溂旺盛ならしめるために...
宮本百合子 「明日の実力の為に」
...旺盛な詩人たちであったなら...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...旺盛な健康から死に至る病が生れるように...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...なお精力の旺盛な肉体に関するものであって...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...射倖心(しゃこうしん)が旺盛なのと...
夢野久作 「街頭から見た新東京の裏面」
...日本女性の向学心の旺盛な事は...
夢野久作 「東京人の堕落時代」
...かつその反抗力の旺盛なことも...
吉川英治 「三国志」
...それも庶民の旺盛な生態のつねとして...
吉川英治 「私本太平記」
...往年のどじょう髭(ひげ)を生(は)やした侍大将の威風も旺盛な慾望の影も思い出せないほどだった...
吉川英治 「宮本武蔵」
...晩年まで衰えることのなかった先生の旺盛な探求心のことを思うと...
和辻哲郎 「露伴先生の思い出」
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