...書物に対する所有欲は頗る旺盛で...
辰野隆 「愛書癖」
...からだのわりに旺盛(おうせい)な彼らの食欲は...
寺田寅彦 「簔虫と蜘蛛」
...此頃に於ける我が國情は鎖國の説專ら旺盛を極め...
徳永直 「光をかかぐる人々」
...物慾の旺盛らしい番頭の藤六も...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...どうぞ旺んな水煙りを撒き散らして彼等の姿を吾々の眼界から奪つてお呉れ!」などいふやうなことを頒讚歌様の合唱で声援されながら...
牧野信一 「山彦の街」
......
室生犀星 「星より來れる者」
...賢明な人々は旺盛な霊魂をもっているから...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...商業主義の旺盛(おうせい)になった近代では...
柳宗悦 「陸中雑記」
...季候のせいで発育の旺盛である胡瓜(きうり)とか朝顔とかは...
與謝野寛、與謝野晶子 「巴里より」
...旺(さかん)を極めて...
吉川英治 「剣の四君子」
...馬のいななきも旺(さかん)である...
吉川英治 「三国志」
...若ざむらい達が旺(さか)んに笑う...
吉川英治 「新書太閤記」
...旺(さかん)に督戦(とくせん)していたので...
吉川英治 「新書太閤記」
...勢い旺(さかん)だったからである...
吉川英治 「新・水滸伝」
......
吉川英治 「新・水滸伝」
...その旺(さかん)な情熱と肉体とは...
吉川英治 「親鸞」
...社会はこの人々が生きて通った傍(かたわ)らで旺(さかん)な文化と生活をとげた...
吉川英治 「宮本武蔵」
...彼の旺(さかん)な客気は今...
吉川英治 「宮本武蔵」
便利!手書き漢字入力検索