...その土着精神の旺盛によるものである」といつてをります...
石川三四郎 「農民自治の理論と実際」
...較べものにならぬ程旺盛だった...
戸坂潤 「現代唯物論講話」
...原子力の利用につき議論旺盛なるにあたり...
長岡半太郎 「アインシュタイン博士のこと」
...それでも生活力は旺盛(わうせい)らしく...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...作品活動も旺盛に行っているのに対して...
宮本百合子 「あとがき(『宮本百合子選集』第六巻)」
...どしどし破産させてゆく力は旺盛です...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...士族の称号を得るために旺んな運動をしていた...
柳田国男 「家の話」
...頻(しき)りに闘志の旺(さか)んなところを示した...
山本周五郎 「雨あがる」
...射倖心(しゃこうしん)が旺盛なのと...
夢野久作 「街頭から見た新東京の裏面」
...ひところこの国に栄えた思想を範とせよと各国の知識階級に呼びかけた者の勢い旺んだった年のあったことも...
横光利一 「旅愁」
...流言蜚語(ひご)は旺(さかん)に...
吉川英治 「三国志」
...また国を旺(さかん)にする大策たること疑いもありません...
吉川英治 「三国志」
...四十男の性も旺(さかん)なはずである...
吉川英治 「私本太平記」
...士気旺(さか)んか」「旺んです...
吉川英治 「新書太閤記」
...飽くまで旺盛な気力と周到(しゅうとう)な頭脳を働かせていた...
吉川英治 「新書太閤記」
...たのみにしていた両翼の旺(きょうおう)と丁得孫(ていとくそん)のふたりはすでに(も)ぎ捕(と)られていた...
吉川英治 「新・水滸伝」
...もうすでに「坂東猛者(ばんどうもさ)」と天下に著名なほど旺(さか)んであった...
吉川英治 「平の将門」
...往年のどじょう髭(ひげ)を生(は)やした侍大将の威風も旺盛な慾望の影も思い出せないほどだった...
吉川英治 「宮本武蔵」
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