...重工業を旺(さか)んにし...
海野十三 「人造人間戦車の機密」
...気も旺(さか)んであるから...
高村光雲 「幕末維新懐古談」
...もしも創作意慾が旺(さか)んであり...
徳田秋声 「仮装人物」
...彼の尊ぶ所は深甚なる意気の旺盛のみ...
永井荷風 「浮世絵の鑑賞」
...何だか新しい潮(うしほ)の滿ちて來るやうな、旺(さか)んな、爽快(たうかい)な感想が胸に湧(わ)く...
三島霜川 「平民の娘」
...その青年たちが成人したときその世代の文化的創造力を溌溂旺盛ならしめるために...
宮本百合子 「明日の実力の為に」
...性慾旺盛では大通にはなれん...
三好十郎 「恐怖の季節」
...なお精力の旺盛な肉体に関するものであって...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...士族の称号を得るために旺んな運動をしていた...
柳田国男 「家の話」
...旺盛な肌の匂いが漂い初めていた...
夢野久作 「けむりを吐かぬ煙突」
...そうした元気旺盛な...
夢野久作 「スランプ」
...旭日のように旺(さかん)だった...
吉川英治 「三国志」
...関平もまず自ら気を旺(さかん)に示して...
吉川英治 「三国志」
...太鼓や鉦(かね)の音が旺(さか)んに聞えはじめた...
吉川英治 「新書太閤記」
...いよいよ旺(さかん)なるものがあった...
吉川英治 「新書太閤記」
...つづいて陶宗旺(とうそうおう)と...
吉川英治 「新・水滸伝」
...截江鬼(せっこうき)の張旺(ちょうおう)にちがいあるまいとのことだった...
吉川英治 「新・水滸伝」
...自分たちの旺(さか)んだった時代の気骨を...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
便利!手書き漢字入力検索