...旱魃(かんばつ)ということを感じたことはございません...
内村鑑三 「後世への最大遺物」
...向うに妙な場所があります」「妙な場所とは」「池がこの旱魃(かんばつ)で乾上(ひあが)って沼みたいになりかかっているところがあるんです...
海野十三 「崩れる鬼影」
...旱(ひでり)のをりは山に就(つい)て井を横(よこ)に掘(ほり)て水を得(う)るあり...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
... 菅神はうらみ玉はずとも賢徳(けんとく)忠臣の冤謫(ゑんてき)を天のいきどほりて水旱(すゐかん)風雷(ふうらい)の異変(いへん)...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...三日、丙申、霽、諸国炎旱を愁ふ、仍つて将軍家、祈雨の為に八戒を保ち、法花経を転読し給ふ...
太宰治 「右大臣実朝」
...旱魃(ひでり)のとき野原へ雨乞いに行きますね...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「決闘」
...旱魃(かんばつ)の恐れがある...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...どんな旱でも今日明日と降らなかつたことは無いのだからと母はいつた...
長塚節 「栗毛虫」
...昔から旱魃の時には村民が集まって祈雨するが...
中山太郎 「穀神としての牛に関する民俗」
...この旱魃騒ぎに見舞はれた...
牧野信一 「バラルダ物語」
...圃に作るから旱芹である...
牧野富太郎 「植物記」
...長期の旱魃が時に起り3)...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
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南方熊楠 「十二支考」
...空気のわるさは旱天と云うとこんなかというばかりですものね...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...長い旱(ひでり)に困りぬいて...
吉川英治 「三国志」
...この旱(ひでり)には...
吉川英治 「私本太平記」
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吉川英治 「新・水滸伝」
...旱(ひでり)にこぼれ雨ほどのききめもない...
吉川英治 「親鸞」
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