...激水如レ矢不レ旬即達二于東莱一...
高木敏雄 「比較神話学」
...鯖(さば)の旬(しゅん)即ちこれを食ひにけり五月十四日 草樹会...
高浜虚子 「五百五十句」
...四十三年一月下旬に父の春田居士(しゅんでんこじ)が死んだ...
寺田寅彦 「亮の追憶」
...(ただし三月から)また火曜地震研究所の談話会が月一回この他に金曜夜弘田 violin, 木曜セロ(三月中旬から水曜にする)小宮...
中谷宇吉郎 「寺田寅彦の追想」
...が偶然(ふと)或(ある)夜の事――それは恰度(ちょうど)八月の中旬(なかば)のことであったが――十二時少し過ぎた頃...
沼田一雅 「暗夜の白髪」
...翌十九年四月下旬...
原勝郎 「東山時代における一縉紳の生活」
...九月の中旬、七戸丸の船頭が、「棚(たな)(舷)を締めさせてもらいたい」と言いにきた...
久生十蘭 「奥の海」
...十一月の初旬には退院しますでしょう...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...七月中旬ごろからマアちゃんが工合わるくしているし...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...私のつもりでは正月の中旬ごろまでいて貰うつもりですが...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...春秋已届五旬齢...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...または正月中旬のある日...
柳田国男 「年中行事覚書」
...八月中旬ごろからおすえが欠け...
山本周五郎 「さぶ」
...八月初旬...
吉川英治 「新書太閤記」
...籠城していた男女千余人をみなごろしにして、これを焼き払ったのを手初めに、次々の小城や砦(とりで)を粉砕し、翌月の中旬には、中江、長嶋の二城をとりかこんで、これを陥(おと)すと、火を放って、阿鼻叫喚(あびきょうかん)する城内二万余の宗徒を、一人のこらず焼き殺してしまった...
吉川英治 「新書太閤記」
...やがて十二月の中旬(なかば)ごろ...
吉川英治 「新書太閤記」
...そして、九月中旬...
吉川英治 「新書太閤記」
...秀郷出兵征討軍が、都を発向したのは、一月二十七日であり、二月上旬には、もう大行軍の列が、東海の駅路を、東へ東へ、蜿々(えんえん)と、急いでいたはずである...
吉川英治 「平の将門」
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