...九月モ中旬ダト云ウノニコノ暑サハ異常デアル...
谷崎潤一郎 「瘋癲老人日記」
...此頃が蕗の旬だらう...
種田山頭火 「其中日記」
...旬(しゆん)のきまつてゐる筍(たけのこ)だとか...
徳田秋声 「風呂桶」
...六月下旬の或日、めずらしく晴れた梅雨の空には、風も凉しく吹き通っていたのを幸(さいわい)、わたしは唖々子の病を東大久保西向天神(にしむきてんじん)の傍なるその居(しゅうきょ)に問うた...
永井荷風 「梅雨晴」
...十月中旬頃迄滞在のつもり...
蜷川新 「天皇」
...十月中旬のおだやかな海が白い波頭をひるがえして後へ流れているのがぼんやり見えてきた...
久生十蘭 「ノア」
...旬報十五周年号が出来たと見せる...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
......
三好達治 「駱駝の瘤にまたがつて」
...この草案は六月下旬...
山浦貫一 「新憲法の解説」
...京都に一屋を借りて歓待旬余弟子をして周旋せしむ...
山路愛山 「頼襄を論ず」
...その年の十二月の下旬であった...
山本周五郎 「めおと蝶」
...――六月中旬に、亀千代さまの髪置きの儀があるので、それを済ませてから帰国することになった...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...それから一月ばかりして九月の初旬になると...
吉江喬松 「山岳美觀」
...しばらくするとその沈黙は勃然(ぼつぜん)とここ数旬にもなかった危険な形相をおびて爆発した...
吉川英治 「上杉謙信」
...この九月初旬...
吉川英治 「私本太平記」
...月も中旬(なかば)に近づいたが...
吉川英治 「源頼朝」
...七月もまだ初旬なので...
若杉鳥子 「独り旅」
...そうしてここで四旬節や復活祭を営んで夏になると...
和辻哲郎 「鎖国」
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