...旨く言い出せるかしら...
魯迅 井上紅梅訳 「狂人日記」
...初めのうちはどうしても旨く捕まへる事が出來なかつたさうですが段々上手になつて...
高濱虚子 「續俳諧師」
...大黒が十のものなら五つで旨く行って...
高村光雲 「幕末維新懐古談」
...どっちが旨く、どっちが早く出来上がるか、勝負を決しよう……」などと、力んだもの...
高村光雲 「幕末維新懐古談」
...外からどんどん木を打(ぶ)つけて……旨く仕事は運んでいることだと思っておりました...
高村光雲 「幕末維新懐古談」
...その次に同様の趣の処はちゃんと前例によって旨くやってある...
高村光雲 「幕末維新懐古談」
...また朝の食事とても不断と何の変りもなく旨く摂ることができたのであったが...
橘外男 「陰獣トリステサ」
...喫っては旨くないから)老婆は庖厨へ戻って...
田中貢太郎 「地獄の使」
...旨くもない酒を喫(の)んで気もちをまぎらし...
田中貢太郎 「春心」
...今だに文章が旨くかけないので苦しんでゐる始末である...
田山録弥 「私の考へてゐる事」
...それが旨く成功しないので...
夏目漱石 「それから」
...結果蕎麦は蕎麦切として食べた方が旨くなって来るようであります...
村井政善 「蕎麦の味と食い方問題」
...旨く遣らなくては行けない...
コロレンコ Vladimir Galaktionovick Korolenko 森林太郎訳 「樺太脱獄記」
...滑かな床板の上を旨く歩いて来るのである...
ライネル・マリア・リルケ Rainer Maria Rilke 森林太郎訳 「祭日」
...旨く騙されてしまつた...
マクシム・ゴルキイ Maksim Gorkii 森林太郎訳 「センツアマニ」
...それを夜なかに旨く解決した積で...
森鴎外 「追儺」
...祖父の句も余り旨くはなかつたやうである...
森鴎外 「俳句と云ふもの」
...殊に女を旨く扱うことを修行しなくては行けない...
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」
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