...でも独りで宅で食うより旨いからと云われ...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...(旨い...
泉鏡花 「唄立山心中一曲」
...さすがに勇にだけ旨い飯を食べさせ...
犬田卯 「米」
...そして何か旨いものを持つてゐると分けてくれた...
關口存男 「新獨逸語文法教程解説」
...「旨い、旨い...
田山花袋 「トコヨゴヨミ」
...大師のやうな旨い方は...
内藤湖南 「弘法大師の文藝」
...「旨いんだろう、何となく眠気(ねむけ)を催したから」「ハハハハそれこそアイロニーだ」と小野さんは笑った...
夏目漱石 「虞美人草」
...旨(うま)いものでも食って死ななくっちゃ」私には旨いものという父の言葉が滑稽(こっけい)にも悲酸(ひさん)にも聞こえた...
夏目漱石 「こころ」
...「何が旨いんだ」と代助は立ちながら...
夏目漱石 「それから」
...そのうへに旨いことは...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「ディカーニカ近郷夜話 後篇」
...闇がほぐれるとは旨いことを云つたものだ...
平野萬里 「晶子鑑賞」
...皮がしなびて皺(しわ)がよっているようなやつは必ず汁が多くて旨い...
正岡子規 「くだもの」
...その筍(たけのこ)は筍のうちでも旨い筍だということであった...
正岡子規 「初夢」
...どんなに口前(くちまへ)が旨いだらう?「雪ちやんは今何處にゐるの...
正宗白鳥 「孫だち」
...その肉すこぶる旨いが...
南方熊楠 「十二支考」
...旨いとは思いませんでした...
村井政善 「蕎麦の味と食い方問題」
...ネルラが水で煮るとそれよりも旨い...
カミイユ・ルモンニエエ Camille Lemonnier 森林太郎訳 「聖ニコラウスの夜」
...)これまでよりも倍旨い酒を買って飲みましょう...
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」
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