...論旨は昆吾(こんご)と鋭を争ひ...
芥川龍之介 「八宝飯」
...旨くやってくれているとみえて...
寺島柾史 「怪奇人造島」
...彼やその部下の者たちをうらむことのないようにと希望する旨を述べ...
ユゴー・ヴィクトル Hugo Victor 豊島与志雄訳 「死刑囚最後の日」
...この小論の第一の論旨は...
豊島与志雄 「小説の内容論」
...観音様と切支丹は宗旨(しゅうし)が違う」「いいえ...
中里介山 「大菩薩峠」
...残骸を論(あげつら)って中味の旨(うま)きを解せぬものは...
夏目漱石 「虞美人草」
...ここにできる筍(たけのこ)はきっと旨(うま)いよ」と云った...
夏目漱石 「彼岸過迄」
...お宗旨は親代々の門徒(もんと)...
野村胡堂 「随筆銭形平次」
...近頃は妙に新しい宗旨が多くなつて...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...知字はただ学問の一部分たるの旨を忘れたることならん...
福沢諭吉 「教育の事」
...古井より他(た)の壮士にこの旨(むね)を伝えしに...
福田英子 「妾の半生涯」
...」とあり、「信州丁未茶談」には、「また山辺には、地震に裂け候割れ目より、火気を吐き、乾き候芦藁等差出候えば、火燃え立ち候旨...
武者金吉 「地震なまず」
...これから述べようとする趣旨を掻(か)いつまんで云うことはできない...
柳宗悦 「工藝の道」
...憎しみや争いが人間の本旨であり得ようはずがない...
柳宗悦 「民藝四十年」
...近き親戚の尠(すくな)き旨を洩らせるが...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...嘘の錦旗や偽宣旨(にせせんじ)もおこなわれ...
吉川英治 「私本太平記」
...それまではただ信忠を遁(のが)さぬことを旨となせ)光忠が光秀からうけた作戦はこうであった...
吉川英治 「新書太閤記」
...趣旨には...
吉川英治 「新書太閤記」
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