...京都は日本の旧都です...
...黎朝は1471年に旧都を放棄して、新都を建てた...
...旧都の規模に従つて福原の新都を経営するの...
芥川龍之介 「木曾義仲論(東京府立第三中学校学友会誌)」
...是に於て、彼は福原に退嬰するの平氏をして、天下の怨府たらしむる所以なるを見、一歩を退くの東国の源氏をして、遠馭長駕の機を得しむるを見、遂に策を決して、旧都に還れり...
芥川龍之介 「木曾義仲論(東京府立第三中学校学友会誌)」
...彼が駕を旧都に還してより...
芥川龍之介 「木曾義仲論(東京府立第三中学校学友会誌)」
...また忌まわしい邪神の偶像に充たされたテーベ(Thebe)の旧都を移転してしまった...
スワンテ・アウグスト・アーレニウス Svante August Arrhenius 寺田寅彦訳 「宇宙の始まり」
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違星北斗 「北斗帖」
...ムーア人の王国の旧都で...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「犬を連れた奥さん」
...ゆえに欧州将来の問題はすなわちこのローマ東帝国の旧都府ははたしてたれの手に落つるかの一点に集合するというも不可なからん...
徳富蘇峰 「将来の日本」
...余はまたこの数年来市区改正と称する土木工事が何ら愛惜(あいせき)の念もなく見附(みつけ)と呼馴(よびな)れし旧都の古城門(こじょうもん)を取払ひなほ勢(いきおい)に乗じてその周囲に繁茂せる古松を濫伐(らんばつ)するを見...
永井荷風 「浮世絵の鑑賞」
...さればとて熱心に江戸なる旧都の古蹟を探(さぐ)りこれが保存を主張しようという訳でもない...
永井荷風 「日和下駄」
...広沢の月を見る……」弁信は得意になって旧都の月見を語りました...
中里介山 「大菩薩峠」
...平家物語のうちの旧都の月見の一くだりでござりまする...
中里介山 「大菩薩峠」
...京都とか奈良とかの千年以上の伝統を持った旧都では...
野上豊一郎 「レンブラントの国」
...アヌラダプラとポロナルワの旧都における考古学の研究...
牧逸馬 「ヤトラカン・サミ博士の椅子」
...フェズ〔モロッコの旧都〕の王ムレイ・メレクは...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...この旧都はまた上質の漆器を産する所であります...
柳宗悦 「手仕事の日本」
...中原の旧都に還って...
吉川英治 「三国志」
...そこで、いいわけするが、福原旧都といい、大輪田ノ泊(とまり)といい、一ノ谷古戦場群といい、この附近には、余りに史蹟が多すぎる...
吉川英治 「随筆 新平家」
...あの平和な旧都だけは...
吉川英治 「宮本武蔵」
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