...もう旧著としては入手困難な本も、ネットで中古品を探すことができる...
...書店で新刊を買うよりも、旧著を古本屋で手に入れる方が安く済むことがある...
...この論文では、旧著における宗教的表現の影響について論じている...
...本屋で旧著のコーナーを見るのが趣味で、最近は隠れた名著を見つけた...
...日本の古典文学や哲学、思想史を学ぶ上で、多くの場合旧著の理解が欠かせない...
...だが旧著の内に展開されたシステムと見解の或るものには...
戸坂潤 「科学論」
...この点については私の旧著『技術の哲学』で触れてたことがあるから省く...
戸坂潤 「技術的精神とは何か」
...但し絶版にした旧著『現代のための哲学』中から...
戸坂潤 「思想としての文学」
...旧著『冬を越す蕾』から二三採用されたものがある...
戸坂潤 「読書法」
...例えば倉田百三氏(之は肉体の病的省察を通して政治的反動家となった人物であるが)の旧著『愛と認識との出発』は...
戸坂潤 「認識論とは何か」
...わずかに書肆(しょし)の来(きた)って旧著の改版を請うがまま反古(ほご)にもすべき旧稿の整理と添刪(てんさん)とに日を送ればかえって過(すぎ)し日の楽しみのみ絶え間もなく思い返されるばかり...
永井荷風 「雨瀟瀟」
...大正二癸丑(みずのとうし)の年春三月小説『すみだ川』幸(さいわい)に第五版を発行すると聞きて荷風小史すみだ川序わたくしの友人佐藤春夫(さとうはるお)君を介して小山(おやま)書店の主人はわたくしの旧著『すみだ川』の限定単行本を上梓(じょうし)したいことを告げられた...
永井荷風 「すみだ川」
...この際わたくしは旧著の辞句を訂正した...
永井荷風 「すみだ川」
...依りてまづ泣菫子が旧著を取出して一読せしが思ふところ直に筆にしがたくして休みぬ...
永井荷風 「断腸亭日乗」
...春陽堂主人和田氏来りて旧著の再梓を請ふ...
永井荷風 「断腸亭日乗」
...此日たま/\これ等の旧著を把つて閲読加朱せむとするに...
永井荷風 「断腸亭日乗」
...此れにて余が旧著の改版も終りしなり...
永井荷風 「断腸亭日乗」
...わたくしは今更自分の旧著に就いて云々することを欲しないが...
永井壮吉 「冬日の窓」
...一応私の旧著「ロマン派の音楽」で試みたが...
野村胡堂 「楽聖物語」
...偶々席上にて旧著『円朝』へ題句を求められた砌りには...
正岡容 「寄席風流」
...もっとも緑波君自身はこの旧著のことを言われるのがたいそう嫌いだから...
正岡容 「わが寄席青春録」
...本書に残っている旧著の若干部分を除いてしまって新著として出版してもよかったのであるが...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...そしてただ著者の惧(おそ)れるのは、旧著の不備と、菲才にして懶惰(らんだ)、まだ十年の約を果していない罪とである...
吉川英治 「親鸞」
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