...オンライン授業で、慣れない「日本間」の時差に苦戦した...
...商談を行うときには、「日本間」の時間差を考慮してスケジュールを調整する必要がある...
...「日本間」の航空便を利用して、旅行先の日程を組んだ...
...父は「日本間」のビジネスを行い、海外出張を繰り返している...
...オリンピック開催地が「日本間」に決定し、注目を集めた...
...たった一つの日本間(にほんま)をもとうとう西洋間(せいようま)にしてしまった...
芥川龍之介 「馬の脚」
...これだけが新築の邸(やしき)のうちで唯(たゞ)一つの日本間である隠居所に入つてしまつた...
犬養健 「朧夜」
...日本間をとりまいているコンクリートには...
江戸川乱歩 「黄金豹」
...今建ちつつある電気倶楽部には更に完全した設備の日本間が設けられるという事である...
高浜虚子 「丸の内」
...それ等の日本間が鉄骨の建物の中の一部分に存在しているという事は少しもおかしくない...
高浜虚子 「丸の内」
...二十日過ぎになって、月見の晩に、「今夜寄せ書きして出したらどうや」と、貞之助が云い出したので、皆賛成して、夕食後、階下の日本間の、お月見の供え物のしてある縁側の近くに、貞之助、幸子、悦子、妙子の四人が集ってお春に墨を磨(す)らせながら巻紙を展(の)べた...
谷崎潤一郎 「細雪」
...廊下づたいに日本間の方へ行く足音に...
谷崎潤一郎 「蓼喰う虫」
...この八畳の日本間はその時建て増したのであるが...
谷崎潤一郎 「蓼喰う虫」
...去年日本間ヲ板敷ニシテベッドヲ二台据エタ...
谷崎潤一郎 「瘋癲老人日記」
...この部屋は、甲府の城内にいた時の西洋間や、滝の川の火薬製造所にいた時の研究室とは違って、尋常の日本間、八畳と六畳の二間だけであります...
中里介山 「大菩薩峠」
...日本間の方で大勢が一度に笑った...
夏目漱石 「虞美人草」
...日本間がいいか...
野村胡堂 「胡堂百話」
...それを六畳の日本間にすえ...
野村胡堂 「胡堂百話」
...変った宿屋で洋館の中が日本間になってゐる...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...昼は日本間の方であぐらかいて食事...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...日本間の方で何かこそこそ話をしていたが...
柳田国男 「故郷七十年」
...日本間のほうは数寄屋造り...
山本周五郎 「季節のない街」
...「日本間の方へ、茶を喫(の)みに行ったのかも知らねえな...
吉川英治 「かんかん虫は唄う」
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