...余の中に日本的なるよきものの生きてゐることを感ずるとき...
阿部次郎 「三太郎の日記 第三」
...従つてさうした意味での貴族主義精神の「本場」である日本に対して日本的な一切の物に対して...
生田長江 「ニイチエ雑観」
...この欧州的な技術的範疇は日本的な道徳・習俗・の範疇と...
戸坂潤 「世界の一環としての日本」
...極めて日本的な条件を援用したテクノクラシーだと批評されても...
戸坂潤 「読書法」
...日本的なものに特殊な力点を置くということが...
戸坂潤 「日本イデオロギー論」
...――日本的なるものの強調が...
戸坂潤 「日本イデオロギー論」
...外国人が古くから盛んに讃美し(それが珍しく日本的なもの即ち広義の日本主義のものであったからだ)...
戸坂潤 「日本イデオロギー論」
...自我の探究は正に無条件な「日本的なるもの」に行きつくだろう...
戸坂潤 「日本の民衆と「日本的なるもの」」
...単に日本的なものが何かで必要なばっかりに民衆というものをもかつぎ出すのとでは...
戸坂潤 「日本の民衆と「日本的なるもの」」
...どこかで造って来た日本的なものを押し立て...
戸坂潤 「日本の民衆と「日本的なるもの」」
...実は日本的なものもその時...
戸坂潤 「日本の民衆と「日本的なるもの」」
...ただの日本やただの日本的なものではない筈だ...
戸坂潤 「日本の民衆と「日本的なるもの」」
...日本民衆こそ唯一の日本的なるものと見做されねばならぬ...
戸坂潤 「日本の民衆と「日本的なるもの」」
...そういうのが果して日本的な伝統であるとすれば...
豊島与志雄 「文学に於ける構想力」
...それに日本的な情緒を盛るということは...
野村胡堂 「奇談クラブ〔戦後版〕」
...ほんとうの意味の日本的なお嬢さんをひとり...
久生十蘭 「キャラコさん」
...もつと美しくて日本的なものだと云ふことを忘れてはならない...
柳宗悦 「和紙の教へ」
...水墨といふ日本的な一畫風を起し...
吉川英治 「折々の記」
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