...彼は日掛け働きで疲れている...
...日掛けで給料がつくのは嬉しい...
...この仕事は日掛けでしかできない...
...日掛けでの作業には耐えられない...
...働き方が日掛けになると、時間の使い方に注意が必要...
...どうも一寸の面会に一日掛りでは全くよはつてしまひますね...
伊藤野枝 「監獄挿話 面会人控所」
...仕事を休んで一日掛りで来なきやならないとなつちや...
伊藤野枝 「監獄挿話 面会人控所」
...半日掛りでようやく棺桶を蓋(ふた)することが出来た...
魯迅 井上紅梅訳 「明日」
...一日掛りでお参りをしたもの...
江見水蔭 「悪因縁の怨」
...中には二日掛ったのもある...
江見水蔭 「悪因縁の怨」
...長火鉢の引出しを開けると何時も日掛けの通ひが何冊もはいつてゐる...
談洲楼燕枝(二代) 「燕枝芸談」
...尤も今は生活も変つて来まして幾ら貧乏してゐる噺家でも日掛けの通ひを二冊も三冊も家へ置いたと言ふ話は無くなりました...
談洲楼燕枝(二代) 「燕枝芸談」
...四人にて彫候得ば二百二十五日掛り...
徳永直 「光をかかぐる人々」
...昨日掛り人の與七から聽いた話の中に...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...昨日掛り人の与七から聴いた話の中に...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...牢屋に大地震の如し所で三十七日掛(かかっ)て桑港(サンフランシスコ)に着(つい)た...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...この間蛇腹にあいてゐる穴を一日掛りでつくろつて見たら...
牧野信一 「歌へる日まで」
...まる二日掛りで耽念な修繕を施した...
牧野信一 「写真に添えて」
...あの時分は日掛けの金が払えなくって家へ帰れず...
正岡容 「随筆 寄席風俗」
...(六)次の日俺は終日掛かつて俺の室の床下に大きな穴を掘つた...
村山槐多 「悪魔の舌」
...俺だって十日掛ったよ...
モーリス・ルプラン 菊池寛訳 「奇巌城」
...ルパンが十日掛ったのなら...
モーリス・ルプラン 菊池寛訳 「奇巌城」
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