...会社まで日参しています...
...日参の苦労をよく知っています...
...徳川家康は日参を厭わなかったとされています...
...遠方から日参してくれた友人に感謝しています...
...高校時代は朝早くから日参していました...
...女(おんな)はそれからも引(ひ)きつづいてお宮(みや)に日参(にっさん)しました...
浅野和三郎 「霊界通信 小桜姫物語」
...そのすがたは常(つね)より長く作りたる挑灯(てうちん)に日参(につさん)などの文字(もじ)をふとくしるしたるを持(もち)...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...障子貼(しょうじは)りやめ日参を思ひたち桁丈(ゆきたけ)も身にそひしこの古布子(ふるぬのこ)十二月九日 二百二十日会...
高浜虚子 「六百句」
...とにかくきょうのお土産の御礼にそちらの御主人の宿舎へ明日参上致します...
太宰治 「新釈諸国噺」
...本日参りましたのもそれに関わりがございまして...
三上於菟吉訳 大久保ゆう改訳 「自転車乗りの影」
...あの美平の屋敷から信州のお諏訪様まで日参りをしたというんですから...
中里介山 「大菩薩峠」
...ここから信州の諏訪へ日参りと来ちゃ怖れ入りますね...
中里介山 「大菩薩峠」
...日参しているほど取上気(とりのぼ)せた八五郎に...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...近頃は近所の不動堂に日参だ...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...これもどうかしたら日参した口かもわかりません...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...線香供え日参すれば...
南方熊楠 「十二支考」
...気が違った女房が役場に日参しているという現実の報告で終っている...
宮本百合子 「一連の非プロレタリア的作品」
...この間中は日参して仕舞った...
宮本百合子 「お久美さんと其の周囲」
...九州の人たちは三日参籠(さんろう)することにしていた...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...例の『みみずのたわこと』を出版した書肆の主人が二年余り日参してようやく願いが叶(かな)いましたとは...
山本笑月 「明治世相百話」
...その期日参列の場を報ずる会状の代筆に多忙を極めた...
吉川英治 「新書太閤記」
...清水堂へ日参するというじゃあないか...
吉川英治 「宮本武蔵」
...白魚橋(しらおばし)の水天宮へご日参ではござらぬか」「ま...
吉川英治 「牢獄の花嫁」
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