...会社まで日参しています...
...日参の苦労をよく知っています...
...徳川家康は日参を厭わなかったとされています...
...遠方から日参してくれた友人に感謝しています...
...高校時代は朝早くから日参していました...
...日参(にっさん)でもして見ようか...
芥川龍之介 「運」
...毎日手土産(てみやげ)を以て郡長の家へ日参したさうである...
石川啄木 「葉書」
...旅団本部へ日参だ...
泉鏡花 「海城発電」
...当日参詣人は百二十九人ありて...
井上円了 「欧米各国 政教日記」
...当日参集した人々は谷干城...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...こんどはまた例の日参だ...
大杉栄 「日本脱出記」
...雨乞いのために水天宮に日参したりするような世の中が半世紀の後に来ようとは夢にも思わなかったであろう...
丘浅次郎 「改善は頭から」
...一宿(いっしゅく)らの松風会員諸君の日参して来るのを相手に句作に耽(ふけ)ったのであったが...
高浜虚子 「子規居士と余」
...日参の旗にはあたまがさがる...
種田山頭火 「一草庵日記」
...お地蔵様に日参をしています...
豊島与志雄 「人間繁栄」
...ここから信州の諏訪へ日参りと来ちゃ怖れ入りますね...
中里介山 「大菩薩峠」
...その八五郎が、美しい下女のお菊の動静を見張っているうち、浅草の日参と、御神籤(おみくじ)と、粂(くめ)の平内(へいない)様の格子の謎を見付けたのです...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...頑強な辻木夫妻を説得するためにほとんど「竹の家」に日参した...
火野葦平 「花と龍」
...スエコが日参するねうちがあると云ったが...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...町役場の兵事係へ日参して...
山本周五郎 「青べか物語」
...邸(やしき)へ日参して閉口じゃ)取次した家老さえが...
吉川英治 「鬼」
...清水堂へ日参するというじゃあないか...
吉川英治 「宮本武蔵」
...白魚橋(しらおばし)の水天宮へご日参ではござらぬか」「ま...
吉川英治 「牢獄の花嫁」
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