...日ごろ豪胆(ごうたん)をもって鳴っていたが...
海野十三 「海底大陸」
...46彗星対策(すいせいたいさく)三月の十何日ごろから...
海野十三 「火星兵団」
...十六七日ごろまでにみなさま御あつまりでござりまして...
谷崎潤一郎 「盲目物語」
...この日ごろつかふことなく...
萩原朔太郎 「月蝕皆既」
...日ごろ、金五郎を邪魔者あつかいにしている嫂のスギなどは、「お前は、馬鹿ぞな...
火野葦平 「花と龍」
...日ごろは、袖口の切れた洋服に、切れかかったバンドをしめて、破れ靴をはいているけれども、演壇に立つと、実に堂々たるものだ...
火野葦平 「花と龍」
...芝居で、他人を脅迫したりするような男ではないことを、日ごろから、よく知っている...
火野葦平 「花と龍」
...日ごろ人情噺や講釈で聴いている侠気(いなせ)な江戸っ子の肴屋気質は随分嬉しいものとして...
正岡容 「小説 圓朝」
...わたしも一九三二年四月七日に検挙されて六月十八日ごろまで...
宮本百合子 「解説(『風知草』)」
...一月十日ごろよく雪ね...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...私は日ごろからこのバルビゾン派の画類には一度も感動を覚えたことがなかったに拘らず...
横光利一 「夜の靴」
...真心こめた日ごろの想いを打ち明け出した...
横光利一 「旅愁」
...日ごろのたしなみものうお叱りを覚悟のまえで...
吉川英治 「黒田如水」
...日ごろ気の毒とこそ存ずれ...
吉川英治 「私本太平記」
...日ごろ同心の近郷の輩(やから)が...
吉川英治 「私本太平記」
...日ごろの世上や他家に見聞きしていたからだが...
吉川英治 「私本太平記」
...六月五日ごろから...
吉川英治 「私本太平記」
...日ごろは琵琶(びわ)の祖神蝉丸(せみまる)像の幅(ふく)が見える板かべの床(とこ)には...
吉川英治 「私本太平記」
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