...黄八幡の北条の旗風には...
中里介山 「大菩薩峠」
...南京にいるわが駆逐艦は名も勇ましい『旗風(はたかぜ)』だ...
平田晋策 「昭和遊撃隊」
...駆逐艦『旗風』の勇戦だがとうとう最後の日が来た...
平田晋策 「昭和遊撃隊」
...下には泥色の水に『旗風』が浮かんでいる...
平田晋策 「昭和遊撃隊」
...十五隻の敵艦が『旗風』をとりかこんで...
平田晋策 「昭和遊撃隊」
...『旗風』は燃えながらも四門の十二糎砲で奮戦した...
平田晋策 「昭和遊撃隊」
...○『旗風』の最期を聞いて...
平田晋策 「昭和遊撃隊」
...『旗風』の弔合戦(とむらいがっせん)がはじまったのだ...
平田晋策 「昭和遊撃隊」
...」――『旗風』が沈んでから二日目には...
平田晋策 「昭和遊撃隊」
...例へば水村山郭酒旗風(すいそんさんかくしゅきのかぜ)といふ杜牧(とぼく)の成句を取りてこれに秋季の景物を添へ沙魚(はぜ)釣(つる)や水村山郭酒旗風 嵐雪といふが如きこれにても俳句なり...
正岡子規 「俳諧大要」
...翩翻(へんぽん)たる旗風の波をうしろに...
吉川英治 「三国志」
...旗風ばかり翻(ひるがえ)って...
吉川英治 「三国志」
...柵(さく)の四門に旗風の見えるばかりで...
吉川英治 「三国志」
...おびただしい旗風を揚げて...
吉川英治 「三国志」
...颯々(さっさつ)たる旗風の声と車輪の音がしてきた...
吉川英治 「三国志」
...旗風呂敷にくるんで...
吉川英治 「新書太閤記」
...毛利に優勢な旗風がふけば...
吉川英治 「新書太閤記」
...明け空近い旗風の下の一万余人は...
吉川英治 「新書太閤記」
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