...心急(いら)れの旗じるし道の衢(ちまた)にいきほへど...
ステファンヌ・マラルメ Stephane Mallarme 上田敏訳 「ソネット」
...という最高の旗じるし一つのために戦え! ハムレット...
太宰治 「新ハムレット」
...この旗じるしを押し立てて進んで来た近代科学の収穫の豊富さを見ても明白である...
寺田寅彦 「感覚と科学」
...鎚(つち)と鎌(かま)との旗じるしで征服してしまおうとする赤い桃太郎もやはりいけないであろう...
寺田寅彦 「さるかに合戦と桃太郎」
...五七の桐の紋の旗じるし...
中里介山 「大菩薩峠」
...わたしもまた旗じるしをはっきりさせたであろう...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...諸所にその旗じるしが望まれるようになり...
吉川英治 「黒田如水」
...曹操の旗じるしを持っている...
吉川英治 「三国志」
...何ぞお旗じるしがなければならぬが」さしあたって...
吉川英治 「私本太平記」
...不平だけでは旗じるしとして舁(かつ)ぐに足らない...
吉川英治 「私本太平記」
...新田本軍の義貞朝臣(あそん)が旗じるしなど...
吉川英治 「私本太平記」
...まず旗じるしはそれでよいが...
吉川英治 「新書太閤記」
...――その旗じるしを今...
吉川英治 「新書太閤記」
...なお内藤昌豊(まさとよ)や小幡信定(おばたのぶさだ)などの旗じるしも見えた...
吉川英治 「新書太閤記」
...将軍弑逆(しぎゃく)という絶好な旗じるしを与え...
吉川英治 「新書太閤記」
...旗じるしを見ると...
吉川英治 「新書太閤記」
...旗じるしもない、大将らしい者とて見えない...
吉川英治 「源頼朝」
...(太閤御恩顧のため)という旗じるしの下(もと)に集まろうという牢人が...
吉川英治 「宮本武蔵」
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