...排満興漢(はいまんこうかん)の旗じるしをかかげたあの中国革命同盟会の本部が東京にあったればこそ...
高見順 「いやな感じ」
...自然主義といったような旗じるしのもとに書かれた作品については別に注釈を加える必要はない...
寺田寅彦 「科学と文学」
...この旗じるしを押し立てて進んで来た近代科学の収穫の豊富さを見ても明白である...
寺田寅彦 「感覚と科学」
...「思考の節約」という事を旗じるしに押し立てて進んで来たいわゆる精密科学は...
寺田寅彦 「厄年と etc.」
...マストのてつぺんに幾條もの旗じるしをなびかせて...
徳永直 「光をかかぐる人々」
...最初には掲揚されていなかった旗じるし...
中里介山 「大菩薩峠」
...旗じるしは千切れて漂流幾日よ...
牧野信一 「「学生警鐘」と風」
...われ/\は××の名の下にどんなに愛撫したことだらう!この旗を僕のマンフレッドはユングフロウの思索の窓に掛けた祖国をはなれた緩衝帯の陰謀的生活は第七の天国と同じく第七の魔女をカルナボリを消耗するほどの誇張的昂奮と独身めくほど強烈な浪漫的衣裳とでのしかゝりながら熱愛したのだ!この旗を 僕のドンジュアンは世界を僕のハアロウにする旗じるしとした僕は脂粉やけのした婆あや...
槇村浩 「長詩」
...その高き旗じるしとして...
宮本百合子 「合図の旗」
...ルーテル以後の旗じるしが...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...正しい旗じるしをひるがえすのだ...
百田宗治 「君達に送る――新しい民衆の精神」
...そして左には黄蓋(こうがい)の旗じるしが見え...
吉川英治 「三国志」
...旗じるしにしてしまった...
吉川英治 「三国志」
...不平だけでは旗じるしとして舁(かつ)ぐに足らない...
吉川英治 「私本太平記」
...綾藺笠(あやいがさ)の旗じるしが...
吉川英治 「私本太平記」
...あの旗じるしを見ろ...
吉川英治 「神州天馬侠」
...まず旗じるしはそれでよいが...
吉川英治 「新書太閤記」
...との報らせは、次々に告げて来る者の口から、その装備、兵数、旗じるしなど、すぐつぶさに知れた...
吉川英治 「源頼朝」
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