...その次に遇つたのは劇場關係の人が外國へ旅立つて行くのを中央停車場へ見送りに行つた時であつたが永井君の姿を見て私は吃驚りさせられた...
生田葵山 「永井荷風といふ男」
...寧(いつ)そ今から地獄へ旅立つても構はないとでも思つてるらしかつた...
薄田泣菫 「茶話」
...Conn. に向けて旅立つとき...
C. スミス C. Smith The Creative CAT 訳 「西洋科学は素晴らしい」
...宗吾郎が、いよいよ直訴(じきそ)を決意して、雪の日に旅立つ...
太宰治 「父」
...やうやく旅立つことが出来た(旅費を送つて下さつた澄太緑平の二君にこゝで改めてお礼を申上げる)...
種田山頭火 「旅日記」
...旅立つに当って、吾々は大抵アンチゴオヌを必要とする...
豊島与志雄 「故郷」
...共々にあの世へ旅立つという事の次第がこまごまと物哀れに書いてあった...
永井荷風 「散柳窓夕栄」
...自分が旅立つ前に期待してゐた南方の至福とは...
中島敦 「環礁」
...翌朝(あくるあさ)一緒に旅立つたのださうです...
新美南吉 「良寛物語 手毬と鉢の子」
...長男の新吉が生れぬ前に学校を放擲するとアメリカへ旅立つた...
牧野信一 「淡雪」
...あしたはバナヽの島へ旅立つ船だ...
牧野信一 「船の中の鼠」
...あのポオランド人の家族が旅立つかもしれぬ...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「ヴェニスに死す」
...未知の世界へ希望を懐(いだ)いて旅立つた昔に比べて寂しく又早く思はれた航海中...
森鴎外 「妄想」
...父を尋ねに旅立つた...
森鴎外 「歴史其儘と歴史離れ」
...旅立つあんや夏たなしやれは肌からむさはらんツシヤの玉やれは首からもさはらんとある...
柳田国男 「海上の道」
...つつましく寄添って朝霧のなかを西へ旅立つ二人...
山本周五郎 「おもかげ抄」
...矢代は西へ旅立つ日を待った...
横光利一 「旅愁」
...次の興行地へ旅立つ支度をしている間に...
吉川英治 「江戸三国志」
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