...冒険をもとめて旅立つ武者修行者よろしくのていで...
ワシントン・アーヴィング Washington Irving 吉田甲子太郎訳 「スリーピー・ホローの伝説」
...彼は倉皇として冥府に旅立つていつた...
心猿 「露伴忌」
...かくて人形芝居の主人公は童話の世界へ旅立つであろう...
竹内勝太郎 「人形芝居に関するノオト」
...今日はいよ/\行乞の旅へ旅立つ日だ...
種田山頭火 「行乞記」
......
種田山頭火 「草木塔」
...行きたい方へ行けるところまでビルとビルとのすきまから見えて山の青さよ朝の雨の石をしめすほど行旅病死者霜しろくころりと死んでゐる老ルンペンと共に草をしいておべんたう分けて食べて右左朝のひかりへ蒔いておいて旅立つちよいと渡してもらふ早春のさざなみなんとうまさうなものばかりがシヨウヰンドウ宇平居石に水を...
種田山頭火 「草木塔」
...やうやく旅立つことが出来た(旅費を送つて下さつた澄太緑平の二君にこゝで改めてお礼を申上げる)...
種田山頭火 「旅日記」
...單身アラスカへ旅立つた...
徳永直 「光をかかぐる人々」
...紀昌はすぐに西に向って旅立つ...
中島敦 「名人伝」
...弟は既に旅立つてゐる...
中原中也 「亡弟」
...沈黙の国に旅立つ前に...
原口統三 「二十歳のエチュード」
...いよいよ都をさして旅立つ僕等夫妻を送る僕の森の友達連である...
牧野信一 「出発」
...一座が福島を旅立つにつれて...
矢田津世子 「旅役者の妻より」
...よくもあのとき千鶴子を振り切ってパリをひとり旅立つことが出来たものだと...
横光利一 「旅愁」
...旅立つ友に流したる...
與謝野晶子 「晶子詩篇全集拾遺」
...孔家では旅立つ二人のために...
吉川英治 「新・水滸伝」
...越路(こしじ)へ旅立つからには...
吉川英治 「親鸞」
...遠い国へ旅立つが...
吉川英治 「親鸞」
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