...旅仕度を整えるために、荷物をまとめる...
...旅仕度は完了したか?まだ荷造りが終わっていないようだ...
...明日旅仕度をする予定だから、今日は早めに寝よう...
...旅仕度のために必要なものが揃ったか、再度確認してみよう...
...旅仕度の段取りはできているが、旅行先がまだ決まっていない...
...こりや御定りの旅仕度だが...
芥川龍之介 「鼠小僧次郎吉」
...即ち別に毫も旅仕度せずに...
大町桂月 「妙義山の五日」
...あれやこれやと旅仕度をする(来月来々月の旅を予想して)...
種田山頭火 「其中日記」
...新らしい旅仕度を調えながら――だが...
直木三十五 「寛永武道鑑」
...「お帰りの時のお顔色、お出ましの時のお顔色、そればかりを見ておりまして、御留守の間には、旅仕度を、只今もこれにて、腹巻を縫うておりましたが、未練ながら、これが、今生(こんじょう)での、お別れになるかと思いますと、生きているのも果敢(はか)なく覚えますが、然し、武士の妻として、いつでも、御出立出来るように、用意は――」と、云って、真綿入りの肌襦袢、刺子(さしこ)の股引、それから立って行って、腹巻に、お守札の縫込んだのを出してきて「首尾よく、荒木に、お打勝ち下されますよう――又、又――」里恵の声は、顫えて、脣(くちびる)は痙攣(けいれん)していた...
直木三十五 「寛永武道鑑」
...これもいつのまにか旅仕度をしていた竜之助は...
中里介山 「大菩薩峠」
...雨のやむのを待って七兵衛は旅仕度をととのえて...
中里介山 「大菩薩峠」
...草鞋をはいた旅仕度のわたしは...
中村清太郎 「山岳浄土」
...何処(どこ)へいらっしゃいます?」旅仕度もそこそこ...
野村胡堂 「大江戸黄金狂」
...「よし、あれでよし、あとは太郎と月子がぞんぶんにやってゆくだろう」これをながめた心外道人は、このうつくしい情景をあとに、旅仕度もせずに、ひょうぜんとして山の庵を立ちさるのでした...
野村胡堂 「幻術天魔太郎」
...もう旅仕度を整えた主人の波岡采女でした...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...どんなに親身になつてその旅仕度をしてやつたことか...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...二人はそつと旅仕度をし...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...急いで旅仕度をすると...
林芙美子 「放浪記(初出)」
...もう由良の伝吉は身軽な旅仕度となって...
吉川英治 「剣難女難」
...すぐ旅仕度をそろえてくれ...
吉川英治 「新・水滸伝」
...……幸右衛門をこれへ呼んでくれい」旅仕度をすましたところへ...
吉川英治 「日本名婦伝」
...そうです』『それはおめえの旅仕度にしてくれ...
吉川英治 「山浦清麿」
便利!手書き漢字入力検索