...年始旁々(かたがた)遊びに来た...
芥川龍之介 「東京小品」
...雨やみ旁々(かたがた)この中で休んで行こう...
芥川龍之介 「妖婆」
...買物旁々(かたがた)...
石川啄木 「鳥影」
...新家の家の家政を手傳ひ旁々...
石川啄木 「二筋の血」
...旁々(かたがた)ここに二度の勤めをするこの小説の由来も聞いてみたし...
泉鏡花 「おばけずきのいわれ少々と処女作」
...東京から帰った報知(しらせ)旁々(かたがた)...
泉鏡花 「婦系図」
...旁々(かたがた)小野君との黙契(もっけい)もあり...
大隈重信 「東洋学人を懐う」
...それを迎へ旁々(かた/″\)父母の一周忌の山榊を採りに来たんだよ』『誰だね?』『Sさ――』『あ...
田山録弥 「ひとつのパラソル」
...俺は運動旁々家まで歩くなんていふ時には...
談洲楼燕枝(二代) 「燕枝芸談」
...次男の養子問題についての用件を帯び旁々三四日の予定で...
徳田秋聲 「歯痛」
...それを見い旁々宏太郎さんのお友達を見送りに...
徳田秋聲 「水ぎわの家」
...下檢分旁々二十五日を碇泊...
徳永直 「光をかかぐる人々」
...保養旁々来ていた所が...
豊島与志雄 「或る男の手記」
...隙があったら墓参旁々帰国したいと思いながら...
豊島与志雄 「香奠」
...謝礼旁々(かたがた)一年半バカリニ四五十両カケタ...
中里介山 「大菩薩峠」
...古巣を見張り旁々(かた/″\)戻つて來たに違げえねえつて言ひますぜ」「そんな事もあるだらうな」「吹矢はその小伜の留吉のだから面白いでせう」「何だと...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...まずはとりあえず御通知旁々(かたがた)御伺いまで...
野呂栄太郎 「平野義太郎宛書簡」
...旁々(かたがた)...
久生十蘭 「平賀源内捕物帳」
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