...マリウチアは我を牽(ひ)きて柩の旁(かたへ)に隨へり...
ハンス・クリスチアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 森鴎外訳 「即興詩人」
...批評旁々(かたがた)...
石川啄木 「渋民村より」
...旁(かたがた)あなたのおっしゃるようにする決心をしました」川手氏は遂に我(が)を折った...
江戸川乱歩 「悪魔の紋章」
......
江戸川乱歩 「恐ろしき錯誤」
...当時私は避寒旁々(かたがた)少し仕事を持って...
江戸川乱歩 「黒手組」
...旁々(かたがた)もって今日は出勤せぬ旨を銀行へ電話させておいて...
橘外男 「陰獣トリステサ」
...移転の手伝いや見舞い旁(かたがた)土曜日の晩から上京した音やんの忰(せがれ)の庄吉が...
谷崎潤一郎 「細雪」
...貞之助たちや雪子に暇乞(いとまご)い旁(かたがた)...
谷崎潤一郎 「細雪」
...其の披露旁々(かたがた)二人の夫婦固めの式を行うという条件つきである...
中島敦 「南島譚」
...小野蘭山(おのらんざん)の『本草綱目啓蒙(ほんぞうこうもくけいもう)』巻之十一「大薊小薊」の条下に「鶏項草ハ別物ニシテ大小薊ノ外ナリ水側ニ生ズ陸地ニ生ズ和名サワアザミ葉ハ小薊葉ニ似テ岐叉多ク刺モ多シ苗高サ一二尺八九月ニ至テ茎頂ニ淡紫花ヲ開ク一茎一両花其花大ニシテ皆旁ニ向テ鶏首ノ形チニ似タル故ニ鶏項草ト名ク他薊ノ天ニ朝シテ開クニ異ナリ」と述べてサワアザミが明らかに書かれている...
牧野富太郎 「植物一日一題」
...婦人は普通の俗字だも知るは稀(まれ)にて漢字(からもじ)雅言(がげん)を知らず仮名使てにをはだにも弁(わきま)へず扁(へん)旁(つくり)すらこころ得ざるに...
正岡子規 「墨汁一滴」
...その旁(かたわら)何か遣りたい...
森鴎外 「ヰタ・セクスアリス」
...旁(はた)から見ても好配偶である...
森鴎外 「渋江抽斎」
...釜は熱く成旁(かた/″\)にて死に候事と相見え申候...
森鴎外 「壽阿彌の手紙」
...四郎左衛門は隊の勤務の旁(かたはら)...
森鴎外 「津下四郎左衛門」
...ここでも博引旁証...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...旁(かたがた)、諸州への外聞もある...
吉川英治 「三国志」
...いかなる急用がおありか知らぬが、もう少し怺(こら)えてここに療養しておられてはどうかな」「心のうちでは、この春と共に、もっと早く病間を出たいと念じていたのですが、実は、貴公の安否が分るまでと、心待ちに、旁(かたがた)、身の養生をもきょうまで長引かせていたところです...
吉川英治 「新書太閤記」
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