...年始旁々(かたがた)遊びに来た...
芥川龍之介 「東京小品」
...其處へ道廳に勤めてゐる友人の立見君が公用旁々見舞に來て呉れたので...
石川啄木 「札幌」
...富の分配や租税の賦課率が文人の旁ら研究すべき問題となって...
内田魯庵 「駆逐されんとする文人」
......
江戸川乱歩 「恐ろしき錯誤」
...親友の公使を訪問旁(かたがた)...
大倉※[#「火+華」、第3水準1-87-62]子 「消えた霊媒女」
...三国一の善光寺参拝旁(かた/″\)昔を偲ぶ虎之助さんの墓でも見に御出かけになりませんか...
田山録弥 「田舎からの手紙」
...遊覧旁(かたがた)博士連の診察を受けに来た浜屋の主人もあった...
徳田秋声 「あらくれ」
...遊び旁(かたがた)注射でもしてみようかと思う」「それじゃ奥さんのが移ったのでしょう...
徳田秋声 「あらくれ」
...きょうはそのお礼をいい旁々(かたがた)時次郎さんに折入って相談があって参りました...
長谷川伸 「沓掛時次郎 三幕十場」
...だが自(おのずか)ら秩然と取旁付(とりかたづい)ている...
二葉亭四迷 「浮雲」
...すなわち前に記した文部省発行の『植学浅解』の緒言中に「因テ今国字ヲ以テ英人リンドレー氏ノ学校本草〔牧野いう Lindley の著 School Botany である〕ヲ訳シ旁(かたわ)ラ他ノ本草書ヲ参考シテ」と書きまた「植学ハ之ヲ五等ニ別ツ一ヲストリクチュラル...
牧野富太郎 「植物記」
...況(まし)てや従来我が植物に充(あ)てられし漢名には中(あた)っていなきものすこぶる多ければ旁(かたが)たそれを排斥すべし」と絶叫しかつ直(すぐ)に実行したのが当時民間に居った私であった...
牧野富太郎 「植物記」
...されど陽揚腸場楊湯など陽韻(よういん)に属する字の旁は易(えき)の字の真中に横の棒を加へたるなり...
正岡子規 「墨汁一滴」
...登畝旁山...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...茶山は日の旁(かたはら)に線を加へて「八島戦之後四日也」と註してゐる...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...涼旁(すずみかたがた)見物に出た人が押し合っている...
森鴎外 「護持院原の敵討」
...母人(ははびと)は旁(かたわら)に炭籠(すみかご)を置き...
柳田国男 「遠野物語」
...仮縫を身に合せ旁(かた/″\)巴里(パリイ)見物に続続(ぞくぞく)遣つて来ると云ふ段取(だんどり)である...
與謝野寛、與謝野晶子 「巴里より」
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