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田中貢太郎 「愛卿伝」
...それは自分が私立大学を卒業して新進の評論家として旁ら詩作をやつて世間から認められだした頃の姿であつた...
田中貢太郎 「水郷異聞」
...牆(へい)をめぐらした家の旁を通って案内していった...
蒲松齢 田中貢太郎訳 「蓮花公主」
...次男の養子問題についての用件を帯び旁々三四日の予定で...
徳田秋聲 「歯痛」
...H氏(し)の家(うち)を見(み)たい旁(かた/″\)...
徳田秋聲 「微笑の渦」
...文化己巳來航和蘭人ヤンコツクブロムホフ其國語に通ずるに因て我譯家肇て彼言詞習得するを得たり辛未の春諳厄利亞興學小筌を譯述し我黨小子に援け外警に備ふ幸に九月言語集成譯編の命あり於斯彼言詞を纂集し旁和蘭陀佛蘭西の語に參考飜譯して遂に皇國の俗言に歸會して是に配するに漢字を以てす」云々...
徳永直 「光をかかぐる人々」
...旁々浦賀の御武備も御手薄につき...
徳永直 「光をかかぐる人々」
...從レ郡至レ倭より旁國遠絶...
内藤湖南 「卑彌呼考」
...遊び旁々のつもりで来るならいらつしやい...
牧野信一 「貧しき日録」
...棠軒の女長が于帰(うき)の事のあつた旁(かたはら)に...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...涼旁(すずみかたがた)見物に出た人が押し合っている...
森鴎外 「護持院原の敵討」
...旁(はた)から見ても好配偶である...
森鴎外 「渋江抽斎」
...釜は熱く成旁(かた/″\)にて死に候事と相見え申候...
森鴎外 「壽阿彌の手紙」
...土の崩れる崖をママということは旁証(ぼうしょう)がある...
柳田國男 「地名の研究」
...新春早々の吉事、これで病気も本復であろう」「就いては、春は例の年始御答礼の勅使に御馳走能(ちそうのう)がござりまする」「お、あれは二月じゃ」「その折には、ぜひまた御使用の栄もある事と存じますし、旁(かたがた)、こういう神品を私人の塵蔵(じんぞう)にまかせておきましては、折角の名作もその光を放たず、また何時(なんどき)不慮の事がないとも限りませぬ故、手に戻ったのを幸いに、今後は柳営の御宝蔵に永くお預りを願いたいと存じて持参いたしましたが、如何にございましょうか」と、畏る畏る顔色を見る...
吉川英治 「江戸三国志」
...「大内不伝の素行については、平常、おもしろからぬ風評もあり、旁(かたがた)、仰せのような事実があれば、御遠慮なく、お取糺(とりただ)しのこと、何ら、さしつかえなしとのおことばにござります」「では、念のため、別院の内を、調べさせていただくが」「どうぞ...
吉川英治 「大岡越前」
...旁(かたがた)、どうかと思っていた質子を、かく早速伴って来た誠意に対しても、官兵衛の二心なきことを再認識して、大いに嘉(よみ)している風も窺(うかが)われる...
吉川英治 「黒田如水」
...旁(かたがた)、京都へ入ってから、義仲の二の舞をやられても困る...
吉川英治 「源頼朝」
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