...それ等の材料に補修改造を施し...
W・S・モーゼス William Stainton Moses 浅野和三郎訳 「霊訓」
...いろいろな木で精巧を極めた象嵌(ぞうがん)を施した...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...早速「焔」の女の眼へ――絹の裏から金泥を施してみた...
上村松園 「簡潔の美」
...白粉淡く施したれば...
大町桂月 「春の筑波山」
...綺麗なデコレーションを施し...
相馬愛蔵、相馬黒光 「一商人として」
...ローレンツ変換を施した任意の座標系に於ける時空の座標の...
戸坂潤 「科学方法論」
...常に手近な政策を施し...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...彼の発作的発狂状態には誰も手の施しようもなく...
牧野信一 「淡雪」
...従つてまた今日のやうに英断を施したのも初めてであつた...
正岡子規 「病牀六尺」
...十二歳の時父を喪い遺産を挙げて貧人に施し...
南方熊楠 「十二支考」
...勿論こつちも率先して實施しようとは思つてゐたのだが...
水上滝太郎 「大阪の宿」
...つまらぬわが身を熊(くま)狼(おおかみ)に施します...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...刺子は着物のみならず足袋だとか「あくど巻」などにも施します...
柳宗悦 「手仕事の日本」
...二曹丕はその後も、父曹操の近習たちへ、特に目をかけて、金銀を与えたり、徳を施したり、歓心を得ることにぬかりなく努めたので、「ご嫡男にはもう仁君の徳を自然に備えておいで遊ばされる」と、もっぱら彼の評判はよかった...
吉川英治 「三国志」
...さすがの孔明も完く無反応な辛抱づよい敵にたいしては計の施しようもなかった...
吉川英治 「三国志」
...おん身にも布施したいものがあって」「乞食坊主から...
吉川英治 「親鸞」
...細心ないたわりを施していた...
吉川英治 「宮本武蔵」
...クーニャはインドに着く前にオルムヅに寄ってここに経綸を施し...
和辻哲郎 「鎖国」
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