...併し三五郎は唯三太郎から物質と社會と論理との束縛を解き去つたといふ意味に於いて影となつたのである...
阿部次郎 「三太郎の日記 第一」
...その善惡混淆の度に於いて等量であると假定しても...
阿部次郎 「三太郎の日記 第三」
...自分は少くとも思想上の生活に於いては憤慨に價するほど不都合な人間ではないと信じた...
阿部次郎 「三太郎の日記 第二」
...Qとの關係に於いては彼は常に受身だつた...
阿部次郎 「三太郎の日記 第二」
...尚ほ Basic に於いては...
高田力 「ベーシック英語」
...駿河国宇都山に於いて群盗に逢ひ...
太宰治 「右大臣実朝」
...いつのまにやら自分の胸中に於いても...
太宰治 「お伽草紙」
...日本に於いて医学を修め...
太宰治 「惜別」
...温泉宿の一室に於いて...
太宰治 「令嬢アユ」
...当医院に於いても他の部分に疾患のある方をお預かりして置いて万一のことがあってはならないと思うので...
谷崎潤一郎 「細雪」
...式は一閑斎の館(やかた)の一と間に於いて挙(あ)げられ...
谷崎潤一郎 「武州公秘話」
...顧ふに政友會の最大多數は舊自由黨員たるを見るに於いて...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...――文学に於いて...
豊島与志雄 「文学の曇天」
...その他最も著しい政治上に於いても同樣の事がありまして...
内藤湖南 「日本文化の獨立」
...況(いわん)や人の一生に於いてをや...
永井荷風 「※[#「さんずい+(壥−土へん−厂)」、第3水準1-87-25]東綺譚」
...惜しいかな眞正の意味に於いての眞理...
夏目漱石 「「額の男」を讀む」
...必ず未来に於いて...
松永延造 「職工と微笑」
...わけても建築などに於いて...
吉川英治 「折々の記」
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