...獨善主義や主我的な享樂主義は排斥さるべきである――自分はC君がその信條に於いて...
阿部次郎 「三太郎の日記 第三」
...第二節 天然物素諸神高級神話が、国民の自然宗教と、表裏の関係を有するの理由によりて、何れの民族の高級神話に於ても、其偉大なる神格中、其はじめに於て、天然現象の神格化なりしもの、多く存ずるを発見し得可し...
高木敏雄 「比較神話学」
...朝川善庵その随筆に於て...
高木敏雄 「比較神話学」
...我が日本に於ける人形芝居の歴史を辿って見ると...
竹内勝太郎 「人形芝居に関するノオト」
...反発に於ける運動の分与は圧迫と衝撃でなければならない...
戸坂潤 「エマヌエル・カント『自然哲学原理』解説」
...科学論が或る意味に於ける論理学として理解されることが当然となるであろう...
戸坂潤 「科学方法論」
...このようにして善い意味に於ける又は悪い意味に於ける感性を...
戸坂潤 「空間概念の分析」
...哲学に於ける方法(実は哲学とは方法論=論理学に他ならないのだが)が...
戸坂潤 「現代唯物論講話」
...大改革に於けるフランス・ブルジョアジーの政治的自由の概念は...
戸坂潤 「現代唯物論講話」
...現に政治に就いてはどこの国でも(日本に於てさえも)批評が一等発達していることになっている...
戸坂潤 「思想としての文学」
...偶々今日に於ける社会通念としての所謂常識に含まれている諸モーメントが又明らかになって来る...
戸坂潤 「思想としての文学」
...故に場処に於て存在するというのは物として存在するの必要な条件である...
戸坂潤 「範疇としての空間に就いて」
...此に於て諸科の學術も亦派生岐分して...
内藤湖南 「學變臆説」
...或意味に於ては、この年は私の持つてゐたものの凡てを失ふためにのみ費されたといへる...
北條民雄 「井の中の正月の感想」
...それはまた存在的研究の方面に於ては比較の方法を偏重するといふことが認められる...
三木清 「歴史哲學」
...茶山と波響とは始て維明が庵室に於て相見た...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...会うとすぐ、於ゆうに、「大きゅうなられたな...
吉川英治 「新書太閤記」
...新大陸の発見はその担える意義に於ては印度航路の発見よりも遙かに大であるが...
和辻哲郎 「鎖国」
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