...一生の述作皆人間終極の幸福を豫言する點に於て一致し「アソランドオ」絶筆の結句に至るまで...
上田敏 上田敏訳 「海潮音」
...今次の日米戦役(にちべいせんえき)に於ては...
海野十三 「空襲葬送曲」
...自分の其の方面に於ける能力の限度が...
太宰治 「東京八景」
...例えば数論に於けるイデアールとか...
戸坂潤 「イデオロギーの論理学」
...この意味に於て、事実上、性格的な――歴史的使命を持った――問題のみが選ばれるのである...
戸坂潤 「イデオロギーの論理学」
...理論に於ける一定の真理形態と虚偽形態として...
戸坂潤 「イデオロギーの論理学」
...数学的解析の操作から区別された、概念に於ける、概念による、分析をいう...
戸坂潤 「科学論」
...今日では終局に於てあまり発展の余地がないし...
戸坂潤 「現代哲学講話」
...現在に於ける文化の歴史的発展への反抗のための方法として...
戸坂潤 「世界の一環としての日本」
...そうすれば少くともこの点に於て所謂対象論的なものは...
戸坂潤 「範疇としての空間に就いて」
...最も聰慧にして最も善良なる首領の指導に依れる政治なりと故に黨首は其智見判斷に於て固より一代に超絶するものたる可く...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...途に商於(しやうを)の地に宿つた...
中島敦 「山月記」
...仲間同志に於ては...
中原中也 「蜻蛉」
...凡そ百科の學術に於ては...
西周 「尚白箚記」
...自分が是(ぜ)なり善なりと信ずるに於ては...
新渡戸稲造 「ソクラテス」
...彼等の感受の時代に於て現はれた同じ大きな事件及び變化に同樣に依存してゐることによつて...
三木清 「歴史哲學」
...「それに於て我々が外部から感性的に與へられた記號からして内部を認識する過程」である*...
三木清 「歴史哲學」
...鷲津も丸根もあの辺り、すでに眼に見えるもの耳に聞えるものは、敵軍でないものはござりませぬ」聞き終ると、信長は、「於藤(おとう)、於藤」と、旗本の中へ云った...
吉川英治 「新書太閤記」
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