...他方純情の点に於(おい)て利益を受けていると言ってよい...
W・S・モーゼス William Stainton Moses 浅野和三郎訳 「霊訓」
...さうしてこの記録は外部に於ける俺の勢力を擴大する機縁となる...
阿部次郎 「三太郎の日記 第二」
...お前が私の全要求に応じた時に於てのみ私は生長を遂げるであろう...
有島武郎 「惜みなく愛は奪う」
...真にアクチュアルな体系に於ては...
戸坂潤 「所謂批評の「科学性」についての考察」
...認識という精神内容に於ける形式と内容とは...
戸坂潤 「科学方法論」
...** 弁証法を主観と客観との間に於てしか認めない田辺元博士や西田幾多郎博士の理論は...
戸坂潤 「科学論」
...自然に於てではなくて却って歴史に於てである...
戸坂潤 「現代唯物論講話」
...それに世界的水準にまで追いついた日本の生活意識に於ての成人...
戸坂潤 「思想としての文学」
...谷川と小林とはブルジョア文芸に於ける代表的な而も好一対な文芸評論家だと思ったからであり...
戸坂潤 「思想としての文学」
...その本質に於ては評論家であり...
戸坂潤 「世界の一環としての日本」
...無論社会に於ては自分一人が人格を成長させることは出来ないし...
戸坂潤 「日本イデオロギー論」
...台湾に於ける新たな廟形式を考えた...
豊島与志雄 「台湾の姿態」
...目にふれただけの文字とその可能な延長の範囲内に於てしか...
豊島与志雄 「ふざけた読書」
...モンペとしてはステーブルファイバーでは地方色の趣味が没却される点もあるが然し時節柄の意味に於て国産ステーブルファイバーを以て試製させて見た...
中里介山 「百姓弥之助の話」
...「各々の世紀に於ける支配的なる傾向」として解釋し...
三木清 「歴史哲學」
...我々はさきに歴史的認識の必然性が全體と部分との關係に於て規定される必然性であることに就いて語つた...
三木清 「歴史哲學」
...その普遍的な性質に於て...
宮本百合子 「大橋房子様へ」
...於犬(おいぬ)か...
吉川英治 「新書太閤記」
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