...戦意は双方相譲らない有様で大体互角の勝負でありました...
石原莞爾 「最終戦争論」
...右七箇年の間夜白(よるひる)尽精相勤候付国中之仕置(しおき)大方相調百姓至迄富貴に罷成候儀乍憚非独力哉と存候依之根気疲果候且復老衰〔難〕致勤仕時節到来候故断申候哀憐愍被思召赦免可被下候左候而幸に二三年も存命〔中略〕候はゞ本望不可過之存候縦拾年弐拾年相勤候人も僅此中之七箇年には不可勝候頃日内証方より右断之段申上候処先以被召留候〔通〕返事被下候此趣を以而宜敷様願存候以上と申しました...
伊波普猷 「琉球史の趨勢」
...概して地方相手の卸業ならば日本橋がよろしいし...
相馬愛蔵 「私の小売商道」
...即ち異地方相互の間に交通ありし事を證明(せうめい)する事實(じじつ)少しとせざるなり...
坪井正五郎 「コロボックル風俗考」
...ついで双方相迫り...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...御醫師中は蘭方相用候儀...
徳永直 「光をかかぐる人々」
...それも双方相当の前知ということであってみると...
中里介山 「大菩薩峠」
...双方相持になっているのが人だということだ...
新渡戸稲造 「教育の目的」
...大方相解りました」丹之丞の前に出た石田清左衛門の顔は得意に輝いておりました...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...大方相解りました」丹之丞の前に出た石田清左衞門の顏は得意に輝いて居りました...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...初めにもいふ通り各人の慾の分量は大方相同じけれども...
正岡子規 「読書弁」
...鬼が極めて方相におじるのだ...
南方熊楠 「十二支考」
...方相が十二神を従えて疫を逐う状は...
南方熊楠 「十二支考」
...方相四眼もて人に邪視を加うると信ぜられ...
南方熊楠 「十二支考」
...御医師中は蘭方相用候儀御制禁仰出され候間...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...「風土も違候事に付(中略)蘭方相用候儀御制禁仰出され候」と云つてあるのは...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...双方相俟(あいま)って...
夢野久作 「能とは何か」
...街道の旅人や馬方相手の...
吉川英治 「宮本武蔵」
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