...平方数とは、自然数を二乗した数のこと...
...例えば、1, 4, 9, 16, 25などが平方数である...
...平方数のルートをとると、元の自然数が求められる...
...「方数」は熟語ではありません...
...四方数マイルにわたって...
ワシントン・アーヴィング Washington Irving 吉田甲子太郎訳 「スリーピー・ホローの伝説」
...海抜約二千米突(メートル)以上は、雑木次第に減じ、ミヤマカンバ、ミヤマハンノキ、ミヤマナナカマド等の粗く生えたる土地、ここをぬけると上宮川原(かみみやがわら)「信濃、上宮川原、嘉門次」、左の方数丁には、南穂高の南東隅に当る赭(しゃ)色の絶嶂(ぜっしょう)...
鵜殿正雄 「穂高岳槍ヶ岳縦走記」
...南方数十歩には、天工の鉞(まさかり)で削ったような、極めて堅緻(けんち)の巨岩が、底知れずの深壑(しんがく)から、何百尺だかわからなく、屹立(きつりつ)している...
鵜殿正雄 「穂高岳槍ヶ岳縦走記」
...この岬の北方数浬の地点で北上する暖流の一支脈と正面衝突をし...
大阪圭吉 「灯台鬼」
...私の眼界は方数間に限られている...
高浜虚子 「富士登山」
...その点を方数里の区域内に確定する事がどうして出来よう...
寺田寅彦 「地震雑感」
...しかし方数十里の地域に起るべき大地震の期日を数年範囲の間に限定して予知し得るだけの科学的根拠が得られるか否かについては私は根本的の疑いを懐(いだ)いているものである...
寺田寅彦 「地震雑感」
...木の葉をつたい歩く蟻にとりては一粒一粒の雨滴の落つる範囲を方数ミリメートルの内に指定する事が必要なれども...
寺田寅彦 「自然現象の予報」
...そのような問題や思想の流れ込んだ少数な樋口(といぐち)の内でも大きなのはこの丸善の方数尺の書籍台であるかもしれない...
寺田寅彦 「丸善と三越」
...オポルトウの北方数哩(まいる)のポルトガルの沖合いで沈んでしまった...
コナンドイル 三上於莵吉訳 「入院患者」
...世話方数名附添うて...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...囿方数里...
永井荷風 「上野」
...その西方数哩(マイル)の海底から...
中谷宇吉郎 「イグアノドンの唄」
...関八州が封建の世となってこの方数知れぬ武家支配者を迎送しながら...
服部之総 「新撰組」
...道の前方数十町の先を...
吉川英治 「三国志」
...味方数万がこんな難攻はしていない」と...
吉川英治 「私本太平記」
...見よ前方数間(すうけん)のところに一条(ひとすじ)の縄が道に引っ張られてあるではないか...
モーリス・ルプラン 菊池寛訳 「奇巌城」
...方数里に亙つてこれであろう...
若山牧水 「木枯紀行」
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