「方人」の意味
ある特定の人
小説での「方人」の使い方
...地方人を敵視するような気風もあったようだ...
淡島寒月 「江戸か東京か」
...明日(あす)の夕方人通りのない野原で行(や)る事にしよう...
薄田泣菫 「茶話」
...停車場(ていしやぢやう)で政治家の演説を聞きさした地方人の驚きは大したものであつた...
薄田泣菫 「茶話」
...知識においてははるかに勝りながらこの地方人に敵わない...
相馬愛蔵 「私の小売商道」
...俺は地方人の誇りと名誉にかけて...
高見順 「いやな感じ」
...奥羽地方人の勇猛...
太宰治 「津軽」
...川の名を知つてゐる地方人が稀なのにはいつも驚かされる)...
種田山頭火 「行乞記」
...」斯う云つて土方人足が相手を惡口する時の樣な...
田村俊子 「木乃伊の口紅」
...東方人の平民の代表とも言うべきもので...
チェスタートン Chesterton 直木三十五訳 「青玉の十字架」
...土方人足の村で恐れられるも尤(もっとも)である...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...その能力に添ってる南方人的な想像力は...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...同じ南方人と云ふ意味ばかりでナポレオン大帝の凡ての人格を判斷しやうとしたと云はれてゐる...
永井荷風 「新歸朝者日記 拾遺」
...上方人形三ツ四ツ...
永井荷風 「来訪者」
...北方人・新教徒としての民族的社会的意識も強く感じられる...
野上豊一郎 「レンブラントの国」
...酒保婦を加えた八名の地方人というのがその内訳であった...
久生十蘭 「海難記」
...地方人らしい見物の人人がその生国(しょうごく)をかいたり...
室生犀星 「幻影の都市」
...――そしてただ滄州(そうしゅう)の片ほとりに、その昔(かみ)の庭園や館(やかた)の美に、かすかなる金枝玉葉(きんしぎょくよう)の家の名残りを保(たも)ち、地方人の畏敬と、あるじの徳望とによって、なお門戸に、いくたの客を養い、荘丁(いえのこ)を抱えなどしているもので、その今日の当主を誰かといえば、柴進(さいしん)、あだ名は「小旋風(しょうせんぷう)」その人だった...
吉川英治 「新・水滸伝」
...開けてゆく一方だ)と何も知らない地方人や...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
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