...此咄嗟の間には十分精確な判斷を下す事は出來ぬ...
石川啄木 「雲は天才である」
...〔以下斷絶〕...
石川啄木 「無名會の一夕」
...土地では弘法樣のお祭、お祭といつて居るが春秋二季の大式日、月々の命日は知らず、不斷、この奧の院は、長々と螺線をゆるく田畝の上に繞らした、處々、萱薄、草草の茂みに立つたしるべの石碑を、杖笠を棄てゝ彳んだ順禮、道しやの姿に見せる、それとても行くとも皈るともなく然として獨り佇むばかりで、往來の人は殆どない...
泉鏡花 「遺稿」
...不斷着に着かへて入り來り...
ヘンリック・イブセン Henrik Ibsen 島村抱月譯 「人形の家」
...既に夕闇が迫つゐるので外出を斷念した...
竹内勝太郎 「淡路人形座訪問」
...是等悉皆同性質のものなりや否や斷言(だんげん)し難(がた)しと雖も...
坪井正五郎 「コロボックル風俗考」
...クツク大佐は再度太平洋を横斷してアラスカまで來つたが...
徳永直 「光をかかぐる人々」
...すつかり油斷してゐるところを襲はれたのでせう...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...斷(た)つても斷(た)てぬ子(こ)の可憐(かわゆ)さに...
樋口一葉 「十三夜」
...文政天保の老眼を以て見れば誠に言語道斷にして...
福沢諭吉 「帝室論」
...詮索的な斷乎(だんこ)たる頑固さが動き...
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」
...そのをりシャルル・ゲランがジャムに與へた詩の斷片は...
シャルル・ゲラン Charles Guerin 堀辰雄訳 「ジャム、君の家は」
...此歌を讀んで第一に感ずる事は始より終迄切斷せし處無く一文章を成したる點なり...
正岡子規 「萬葉集を讀む」
...斷わられるまでの希みがあつた...
室生犀星 「汽車で逢つた女」
...吾々が仇討とか腹切とか云ふことに對してどう云ふ倫理上の判斷を有つて居つたかと云ふことは...
森鴎外 「假名遣意見」
...此決斷は順境にのみありて...
森鴎外 「舞姫」
...そこではたしかに斷崖がもつと巨大に聳立つてゐた‥‥彼女がまだ五歳か六歳の幼い頃に...
ピエル・ロチ Pierre Loti 吉江喬松訳 「氷島の漁夫」
...切り立つた斷崖の眞中どころに鎹の樣にして架つてゐる...
若山牧水 「みなかみ紀行」
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