...更に全然新規に揮毫(きごう)しないでも途中まで進んだものでもあれば...
上村松園 「画道と女性」
......
高木貞治 「回顧と展望」
...また新規にはじめるにすぎまい...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「決闘」
...今また新規に捜してますよ」とソーボリは笑い出して...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「妻」
...いっそ新規に出てみようかと...
徳田秋声 「縮図」
...伯母さんは私を床にいれたあとで行燈の抽匣から新規に燈心をひとすぢ出してつぎそへてくれる...
中勘助 「銀の匙」
...青田や空や海や白帆に気を浮かされていひたいことききたいことはいくらもあるのを叱られるのがつらさに自分ひとりでああかう考へて やつぱし来ないはうがよかつたかしら なぞと思つてると今度は黙つてるといつてまた新規に一喝をくふ...
中勘助 「銀の匙」
...でき上ったというと新規に拵(こしら)えた意味を含んでいるから...
夏目漱石 「満韓ところどころ」
...新規に目附になった押原右内(おしはらうない)という男は...
久生十蘭 「鈴木主水」
...ステーシヨン前の自動車店が新規に買ひ入れた風のやうな色彩の新台である...
牧野信一 「ブロンズまで」
...これを突返して新規に作らせるか...
水上滝太郎 「大阪の宿」
...漸く料理人も新規に雇入れ...
水上滝太郎 「大阪の宿」
...むしろ新規に書き直す方がすきなくらいである...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...今頃新規にそんなことを始めたら...
柳田國男 「日本の伝説」
...すると、奥方は、自身わざわざ門の外まで出て来て、二人の中間を呼び、「新規に、お厩(うまや)方へ変って来られた、木下藤吉郎様じゃ...
吉川英治 「新書太閤記」
...「新規にいただきました五百貫の恩地は...
吉川英治 「新書太閤記」
...新規に戴いた采地の地境(じざかい)とか...
吉川英治 「新書太閤記」
...今日を為(な)してから新規に抱える者に対しては...
吉川英治 「宮本武蔵」
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