...全部新規に買入れねばならない不便があった...
淡島寒月 「亡び行く江戸趣味」
...先日(こなひだ)新規に帝室技芸員が幾人(いくたり)か任命せられた...
薄田泣菫 「茶話」
......
高木貞治 「回顧と展望」
...第三は水が堤防を破つて新規に荒地を拵へるのであります...
田中正造 「公益に有害の鑛業を停止せざる儀に付質問書」
...此七百萬兩で以て新規に拵へやうと云つたら迚も前の谷中村丈のものが出來るものでない...
田中正造 「土地兼併の罪惡」
...今また新規に捜してますよ」とソーボリは笑い出して...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「妻」
...新規に花々しく旗挙げしたらどうだえ...
徳田秋声 「縮図」
...伯母さんは私を床にいれたあとで行燈の抽匣から新規に燈心をひとすぢ出してつぎそへてくれる...
中勘助 「銀の匙」
...青田や空や海や白帆に気を浮かされていひたいことききたいことはいくらもあるのを叱られるのがつらさに自分ひとりでああかう考へて やつぱし来ないはうがよかつたかしら なぞと思つてると今度は黙つてるといつてまた新規に一喝をくふ...
中勘助 「銀の匙」
...でき上ったというと新規に拵(こしら)えた意味を含んでいるから...
夏目漱石 「満韓ところどころ」
...晩播南瓜(おそまきかぼちや)の苗床を新規に拵らへようといつて外へ出た...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「ディカーニカ近郷夜話 後篇」
...これを突返して新規に作らせるか...
水上滝太郎 「大阪の宿」
...6045全軍に新規に契約をいたさせました...
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」
...また新規に前から始めるのだから...
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」
...今頃新規にそんなことを始めたら...
柳田國男 「日本の伝説」
...すると、奥方は、自身わざわざ門の外まで出て来て、二人の中間を呼び、「新規に、お厩(うまや)方へ変って来られた、木下藤吉郎様じゃ...
吉川英治 「新書太閤記」
...新規にお抱えになった剣客たちのうちで...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...今日を為(な)してから新規に抱える者に対しては...
吉川英治 「宮本武蔵」
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