...新涼(しんりょう)の驚き貌(がお)に来(きた)りけり草市ややがて行くべき道の露明治四十一年八月十四日 蕪むし会...
高浜虚子 「五百句」
...雪解(ゆきどけ)の雫(しずく)すれ/\に干蒲団(ほしぶとん)大正十年厚板(あついた)の錦(にしき)の黴(かび)やつまはじき新しき帽子かけたり黴の宿大正十年新涼(しんりょう)の月こそかかれ槙柱(まきばしら)大正十一年八月三十一日 川崎俳句会主催新涼句会...
高浜虚子 「五百句」
...新涼や仏にともし奉る昭和三年九月十六日 子規忌句会...
高浜虚子 「五百句」
...朝月のある新涼風景...
種田山頭火 「一草庵日記」
...雨後新涼肌を侵す...
永井荷風 「断腸亭日乗」
...新涼の頃からぼんやりそんなことを考えていた矢先...
中谷宇吉郎 「壁画摸写」
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前田普羅 「普羅句集」
...秋季には特に「秋涼」「初涼」「新涼」等の語を用うる事と定まりぬ...
正岡子規 「すゞし」
...新涼等の語を用ゐしが...
正岡子規 「俳諧大要」
...満街風露進新涼...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...新涼莫負読書燈...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...」以て発程が新涼の節に当つてゐたことを知るべきである...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...新涼身自快...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
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