...ごく古いとともにごく若いドイツ新帝国の町々に慣れていた...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...アウグストゥス歿後は新帝の生母ではあり...
野上豊一郎 「パラティーノ」
...御母君の女御(にょご)は新帝の御代を待たずに亡(な)くなっていたから...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...大きくうなずいて、「誰か我がために、新帝を正して、宮闕(きゅうけつ)の謀賊どもを討ち尽さん者やある」爛(らん)たる眼をして、衆席を見まわすと、時に、彼の声に応じて、「司隷校尉(しれいこうい)袁紹(えんしょう)ありっ!」と名乗って起った者がある...
吉川英治 「三国志」
...新帝を擁立(ようりつ)し奉り...
吉川英治 「三国志」
...「新帝万歳」の声が...
吉川英治 「三国志」
...新帝と陳留王の車馬に鞭打って逃げてしまった...
吉川英治 「三国志」
...しゅく……と新帝は草むらの中で泣き声をもらした...
吉川英治 「三国志」
...新帝はよろめいたまま起き上がらなかった...
吉川英治 「三国志」
...ご即位されたばかりの新帝陛下です...
吉川英治 「三国志」
...しきりに新帝の英邁(えいまい)を沙汰するのも...
吉川英治 「私本太平記」
...新帝(後ノ北朝)の侍側...
吉川英治 「私本太平記」
...およそ新帝の一派からも...
吉川英治 「私本太平記」
...――新帝以下、すべて六波羅へ疎開され、そのおびただしい方々のお住居には、探題邸をも明けねばならないことであった...
吉川英治 「私本太平記」
...新帝(光厳帝(こうごんてい))の皇居でもあろうによ! ……なぜ勅命を仰がぬか...
吉川英治 「私本太平記」
...さはいえ、新帝のほかにも、父の後伏見法皇、叔父の花園上皇、東宮、皇后、梶井ノ二品親王(にほんしんのう)(光厳の弟)までも、みなお一つにここへ難をのがれ、むかし平家一門が栄えたあとの法領寺殿(ほうりょうじでん)や池殿(いけどの)、北御所などに御簾(ぎょれん)を分けておられたのである...
吉川英治 「私本太平記」
...先ごろ践祚(せんそ)された新帝のおんためには...
吉川英治 「私本太平記」
...新帝の後光厳を奉じて...
吉川英治 「私本太平記」
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