例文・使い方一覧でみる「新富町」の意味

...新富町についてから哥津ちやんに散々待ち呆（ぼう）けを喰されたあげく... 新富町についてから哥津ちやんに散々待ち呆けを喰されたあげくの読み方
伊藤野枝「妾の会つた男の人人」

...明石町（あかしちょう）の河岸（かし）から新富町（しんとみちょう）の濠端（ほりばた）へ向けてブラブラ歩いていた... 明石町の河岸から新富町の濠端へ向けてブラブラ歩いていたの読み方
海野十三「人造人間事件」

...新富町（しんとみちょう）... 新富町の読み方
太宰治「十五年間」

...新富町の研究所はすぐにわかった... 新富町の研究所はすぐにわかったの読み方
太宰治「正義と微笑」

...新富町の表通りに小さい家を借りまして... 新富町の表通りに小さい家を借りましての読み方
太宰治「男女同権」

...二丁目辺（へん）の浅利河岸（あさりがし）（震災前埋立）○新富町（しんとみちょう）旧新富座裏を流れて築地川に入る溝渠○明石町（あかしちょう）旧居留地の中央を流れた溝渠... 二丁目辺の浅利河岸○新富町旧新富座裏を流れて築地川に入る溝渠○明石町旧居留地の中央を流れた溝渠の読み方
永井荷風「葛飾土産」

...去年一月廿五日、新富町の別宅、その近傍は空襲の火災に罹りしが、幸に無事なりしを以てその紀念にとて鮓と萩の餅とをつくりたりとて、各數箇を携來りて贈らる...
永井荷風「荷風戰後日歴　第一」

...明後日（あさつて）から又（また）新富町（しんとみちやう）よ... 明後日から又新富町よの読み方
永井荷風「すみだ川」

...明治五年新富町（しんとみちょう）の劇場舞台開きをなせし時... 明治五年新富町の劇場舞台開きをなせし時の読み方
永井荷風「桑中喜語」

...新富町の妓両三名を招ぎ哥沢節をさらふ... 新富町の妓両三名を招ぎ哥沢節をさらふの読み方
永井荷風「断腸亭日乗」

...男は伊三郎という新富町（しんとみちょう）見番（けんばん）の箱屋（はこや）で... 男は伊三郎という新富町見番の箱屋での読み方
永井荷風「雪解」

...新富町の裏河岸（うらがし）づたいに帰って来ると... 新富町の裏河岸づたいに帰って来るとの読み方
永井荷風「雪解」

...新富町（しんとみちょう）の市川左団次（たかしまや）さんが... 新富町の市川左団次さんがの読み方
長谷川時雨「市川九女八」

...新富町の露路裏に... 新富町の露路裏にの読み方
長谷川時雨「明治座今昔」

...二新富町（しんとみちょう）の新富座の芝居茶屋（おちゃや）に――と... 二新富町の新富座の芝居茶屋に――との読み方
長谷川時雨「朱絃舎浜子」

...新富町の寄席（よせ）... 新富町の寄席の読み方
長谷川時雨「朱絃舎浜子」

...この年十月に新富町（しんとみちょう）に徙（うつ）った... この年十月に新富町に徙ったの読み方
森鴎外「渋江抽斎」

...新富町あたりの彼等の昔の巣窟を探検して見ると... 新富町あたりの彼等の昔の巣窟を探検して見るとの読み方
夢野久作「街頭から見た新東京の裏面」