...吟杖(ぎんぢやう)を揮(ふる)つて赤門校裡の書窓より新声を絶叫したるの一人なりき...
石川啄木 「閑天地」
...近体新声の耳目に嫺(なら)はざるを以て...
上田敏 上田敏訳 「海潮音」
...未だ新声の美を味ひ功を収めざるに先(さきだ)ちて...
上田敏 上田敏訳 「海潮音」
...赤門の若い才人の盟社たる新声社の羅馬字綴(つづ)りの冠字で...
内田魯庵 「鴎外博士の追憶」
...S・S・S即ち鴎外(おうがい)の新声社派の「おも影」が『国民之友』に載って読書界を騒がしたのはこの年の夏の第二回の特別附録の時であって...
内田魯庵 「美妙斎美妙」
...最も驚くべきは『新声』とか何々文壇とかいうような青年寄書雑誌をすらわざわざ購読して...
内田魯庵 「二葉亭余談」
...安成貞雄君から『新声』の原稿料をよこすだろう...
大杉栄 「獄中消息」
...足下も『新声』でその梗概を見たと思う...
大杉栄 「獄中消息」
...『新声』のは短かくてよく分らんかも知れんが...
大杉栄 「獄中消息」
...『文庫』『新声』など一時景気のよいものが皆駄目になるのは時候後(おく)れだからと思います...
高浜虚子 「漱石氏と私」
...田口掬汀(たぐちきくてい)氏の『新声』等(とう)その勢力甚(はなはだ)盛なるあり...
永井荷風 「書かでもの記」
...当時の明星が毎号之を発表してそのめざましい新声を伝へたことがある...
平野萬里 「晶子鑑賞」
...そのころ私は詩の雑誌である「新声」をとっていて...
室生犀星 「性に眼覚める頃」
...この「新声」の詩壇に詩が載ることは...
室生犀星 「性に眼覚める頃」
...もう朝のうちに本屋へ行って「新声」が来ているかどうかということを確めないと...
室生犀星 「性に眼覚める頃」
...『新声』はまだ来ないかね...
室生犀星 「性に眼覚める頃」
...「君の『新声』の詩を読んで感心しました...
室生犀星 「性に眼覚める頃」
...三十年頃神田の新声館に旗揚げした人形芝居がそれであった...
山本笑月 「明治世相百話」
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