...新堀の溝(みぞ)へついて...
谷崎潤一郎 「秘密」
...南新堀の廻船間屋浪花屋(なにわや)の前に立っていたのでした...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...下手人はまだ解りませんが、平次はおおよそ見当が付いたらしく、越えて六月五日、新堀の浪花屋に、与力(よりき)笹野新三郎の出役をお願いして、関係者一同を調べて貰いました...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...「三文字屋のお店は南新堀だが...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...北新堀の釜屋へ行くと...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...地面の下を通って芝新堀まで行き...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...北新堀の堀っぷちで腕組みして考えた...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...私は七軒町新堀端辺の焦土に北斎...
正岡容 「浅草燈籠」
...浅草新堀端のこの道...
正岡容 「寄席」
...朧の夜の中に眠ったように新堀の水が流れ...
正岡容 「寄席」
...十九歳の春に自費出版した歌集『新堀端』の中の作品である...
正岡容 「寄席風流」
...夕刻煙草屋藤助一六船利徳丸へ乗組、新堀迄出帆...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...今朝新堀出帆...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...麻布新堀に下屋敷をもらい...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...三筋町(すじまち)から新堀端(しんほりばた)に沿い...
吉川英治 「江戸三国志」
...大川端から新堀を一本道に帰るのだが...
吉川英治 「醤油仏」
...下谷の四(よ)ツ目(め)の辻(つじ)新堀端(しんぼりばた)まできた時に...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...まだ新堀も埋め立てられない頃の柳並木も近く...
吉川英治 「忘れ残りの記」
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