例文・使い方一覧でみる「新味」の意味


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...丁度果実(くだもの)の盛籠(もりかご)を見るような色彩美と清新味で人気を沸騰さした...   丁度果実の盛籠を見るような色彩美と清新味で人気を沸騰さしたの読み方
内田魯庵 「鴎外博士の追憶」

...この新味はこれまでの日本文には余りなかった非情物即ち草木や動物の擬人法...   この新味はこれまでの日本文には余りなかった非情物即ち草木や動物の擬人法の読み方
内田魯庵 「美妙斎美妙」

...その実質は生残りの戯作者流に比べて多少の新味はあっても決して余り多く価値するに足らなかったのは少しく鑑賞眼あるものは皆認めた...   その実質は生残りの戯作者流に比べて多少の新味はあっても決して余り多く価値するに足らなかったのは少しく鑑賞眼あるものは皆認めたの読み方
内田魯庵 「二葉亭四迷の一生」

...甲胄姿の幽霊が現はれる処に新味が有るといふ事で...   甲胄姿の幽霊が現はれる処に新味が有るといふ事での読み方
江見水蔭 「硯友社と文士劇」

...サトウハチローの裏街の交響楽には新味はないが持味があつた...   サトウハチローの裏街の交響楽には新味はないが持味があつたの読み方
種田山頭火 「其中日記」

...それに何等の特色がなく新味がないと云われるのも...   それに何等の特色がなく新味がないと云われるのもの読み方
戸坂潤 「社会時評」

...何か新味か特色を存っている点は...   何か新味か特色を存っている点はの読み方
戸坂潤 「社会時評」

...その作曲の新味と歌詞の取り扱ひ方とに於て...   その作曲の新味と歌詞の取り扱ひ方とに於ての読み方
萩原朔太郎 「流行歌曲について」

...これも新古今辺から躍出して多少とも新味のある明治の抒情詩を作り出さうとした作者の試みである...   これも新古今辺から躍出して多少とも新味のある明治の抒情詩を作り出さうとした作者の試みであるの読み方
平野萬里 「晶子鑑賞」

...終始一貫たる質実なる清新味をもつて...   終始一貫たる質実なる清新味をもつての読み方
牧野信一 「〔無題〕」

...新味を出していないものはない...   新味を出していないものはないの読み方
三上義夫 「芸術と数学及び科学」

...恐らく処女作と想はれる今夜の短歌が意外の新味に富んでゐるのを見受けた...   恐らく処女作と想はれる今夜の短歌が意外の新味に富んでゐるのを見受けたの読み方
與謝野寛・與謝野晶子 「満蒙遊記」

...従来の孫呉や六韜(りくとう)にも著しい新味が顕わされ...   従来の孫呉や六韜にも著しい新味が顕わされの読み方
吉川英治 「三国志」

...その教義には新味があるか...   その教義には新味があるかの読み方
吉川英治 「私本太平記」

...そういうけじめを捨てよという所に念仏門の新味もある...   そういうけじめを捨てよという所に念仏門の新味もあるの読み方
吉川英治 「親鸞」

...やがての一ノ谷合戦における従来の“熊谷と敦盛”という古びた一史話にいくらかの新味と肉づけが出来れば倖せだとおもっている...   やがての一ノ谷合戦における従来の“熊谷と敦盛”という古びた一史話にいくらかの新味と肉づけが出来れば倖せだとおもっているの読み方
吉川英治 「随筆 新平家」

...いわゆる幕府政治としての新味も出し...   いわゆる幕府政治としての新味も出しの読み方
吉川英治 「源頼朝」

...新味のゆえに尚んだ...   新味のゆえに尚んだの読み方
和辻哲郎 「転向」

「新味」の読みかた

「新味」の書き方・書き順

いろんなフォントで「新味」

「新味」の英語の意味


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