...正太と名乗るこの新入りの左官のことを...
海野十三 「東京要塞」
...今新入りがあったもんですから...
大杉栄 「獄中記」
...まったくの新入りでも...
大杉栄 「続獄中記」
...必ず十数名ずつの新入りがここを通って行く...
大杉栄 「続獄中記」
...新入りとしてザシキ(監房)のとば口に坐らされた俺は...
高見順 「いやな感じ」
...俺みたいな新入りが...
高見順 「いやな感じ」
...刑事がお客(新入り)を連れてきたのだ...
高見順 「いやな感じ」
...粗末な白木の札であるから新入りでない人の札はみんな手垢で薄黒く汚れている...
寺田寅彦 「雑記帳より(2[#「2」はローマ数字、1-13-22])」
...この相良とか小島という新入りの壮士が連れて来た右の一人の女性...
中里介山 「大菩薩峠」
...新入り庭師も、皆と同じく、何も知らん」聞いていた警部がニヤリ...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「黄金薔薇」
...新入りの魯達をひそかに凝視の態(てい)だったが...
吉川英治 「新・水滸伝」
...「おい、新入り...
吉川英治 「新・水滸伝」
...ま、いいようにやってくれ」「冗談じゃねえよ、新入り、気はたしかかい」「気はたしかだが、生れつき、ちっとばかり臍(へそ)が曲がって付いてるんだ...
吉川英治 「新・水滸伝」
...で、管営(かんえい)、差撥(さはつ)、書記、牢番にいたるまでが、「いい新入りだ、気前のいいやつだ」と、宋江にたいしては、みな愛相(あいそ)がよかった...
吉川英治 「新・水滸伝」
...例の新入りが食う殺威棒(さついぼう)の百叩きも受けずにすんだ...
吉川英治 「新・水滸伝」
...なお新入り仲間を迎えるごとには一燈一燈の数を加えてゆくを例とし...
吉川英治 「新・水滸伝」
...十二名の新入りとを...
吉川英治 「新・水滸伝」
...もっとも端の方にいた先ごろ新入りの湯隆(とうりゅう)が...
吉川英治 「新・水滸伝」
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