...皆自己の理智に照らして新たに考え直し...
大隈重信 「現代の婦人に告ぐ」
...その著作には新たに歴史的な意義と...
谷崎潤一郎 「純粋に「日本的」な「鏡花世界」」
...日々(刻々・年々・月々)条件を新たにする事物の動きに就いて...
戸坂潤 「辞典」
...新たに起こってきた...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...今までの絶望がまた新たなる希望として現われない限りはあるまい...
中里介山 「大菩薩峠」
...ここに光仙林王国が新たに出来上ったと見るべきで...
中里介山 「大菩薩峠」
...他の五篇は新たに書き加えたものである...
野村胡堂 「楽聖物語」
...過去は全く面目を新たにし自然的時間において有した絶對性を抛つて...
波多野精一 「時と永遠」
...目ざましが新たに打つのを聞いて...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「変身」
...今ニコライ聖堂の近くではまた新たな事件が提起されようとしている...
久生十蘭 「魔都」
...さらに確証の新たな段階を獲得すると...
デイビッド・ヒューム David Hume 井上基志訳 「人間本性論(人性論)」
...鰯が食われ過ぎる事態が新たに生ずるならば...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...新たに見直すところにある...
三木清 「人生論ノート」
...彼が新たな階級として立った労働者としての積極性をもっている点を深く愛しているのであった...
宮本百合子 「「インガ」」
...若い連中は新たに覚えるのであった...
柳田国男 「年中行事覚書」
...新たな旌旗(せいき)が目ざましく加わっていた...
吉川英治 「三国志」
...新たに建業から大軍をひきいてきた韓当(かんとう)...
吉川英治 「三国志」
...勢州表の戦況は、ここ坂本において、さしずいたし、甲賀、伊勢の間にも、城三ヵ所も、新たに築き、味方は毎日の勝報に士気いよいよふるい申しておる...
吉川英治 「新書太閤記」
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