...あたしの態度がいくらか違うとお思いにならない」「斯波君がいないと...
谷崎潤一郎 「蓼喰う虫」
...斯波君ニシタッテ今マデ苦労ガナサ過ギタンダカラ...
谷崎潤一郎 「蓼喰う虫」
...そういう奴のことを英語で Wall Flower というんだそうだけれど……斯波の人生における立場なんか全くそれですね」――そんなことをいつか扁理が言っていたのを思い出しながら...
堀辰雄 「聖家族」
...それは斯波(しば)といふ男の聲であつた...
堀辰雄 「聖家族」
...斯波といふ男は、――「あいつはまるで壁の花みたいな奴ですよ...
堀辰雄 「聖家族」
...さういふ奴のことを英語で Wall Flower といふんださうだけれど……斯波の人生における立場なんか全くそれですね」――そんなことをいつか扁理が言つてゐたのを思ひ出しながら...
堀辰雄 「聖家族」
...斯波孝四郎君という...
柳田国男 「故郷七十年」
...山上にはすでに斯波(しば)高経の山手隊の一部がいてそこを占領していたのである...
吉川英治 「私本太平記」
...斯波(しば)高経と高(こう)ノ師泰(もろやす)との連名で...
吉川英治 「私本太平記」
...斯波(しば)、桃井、上杉、山名、畠山、諏訪、宇都宮など名だたる武将どもである...
吉川英治 「私本太平記」
...斯波(しば)高経も上杉定朝も...
吉川英治 「私本太平記」
...直義方の桃井直常や斯波(しば)...
吉川英治 「私本太平記」
...斯波(しば)高経らも北国の兵をあげて応じ...
吉川英治 「私本太平記」
...室町大名の斯波義統(しばよしむね)が城主として住み...
吉川英治 「新書太閤記」
...守護職(しゅごしょく)の斯波家(しばけ)が住んでいた時以来――何十年という間...
吉川英治 「新書太閤記」
...斯波(しば)家の臣...
吉川英治 「新書太閤記」
...朝倉氏はもと斯波(しば)氏の部将にすぎなかったが...
和辻哲郎 「埋もれた日本」
...源氏の流れを汲む名家だけを拾って見ても、足利氏及びその一族たる畠山、細川、斯波、吉良、仁木、今川、一色、渋川の諸氏、新田氏の一族たる山名、里見の両氏、佐々木氏の後裔たる六角、京極、尼子の諸氏、皆そうである...
和辻哲郎 「鎖国」
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