...ミューアなどの英書に就きて斯学の初歩を講じたるものなるが...
池田菊苗 「「味の素」発明の動機」
...斯学の研究の状態を見よ...
高木敏雄 「比較神話学」
...その個々の部に於て、誤謬多きのみならず、その大躰に於ても亦た、不完全なるところあるを免かれずと雖も、神話学史上、此方面に於て、新説を立てて、斯学の発達に、大なる催進を与えたるの功績は、没す可からず...
高木敏雄 「比較神話学」
...各自が専門とする部門が斯学(しがく)全体の中の一小部分であることをいつか忘れてしまって...
寺田寅彦 「学位について」
...学位論文として著者が自信をもって提出するほどのものでなんらか斯学に貢献するポイントをもたないようなものは極めて稀であろうと思われるのである...
寺田寅彦 「学位について」
...定めて有益な知識を斯学(しがく)の上に齎(もたら)す事であろう...
寺田寅彦 「話の種」
...斯学(しがく)の発展と共に種々の概念が改造されあるいは新たに構成されまた改造されて来た事は事実である...
寺田寅彦 「物理学と感覚」
...あまりの奮闘に精力を竭尽して斃れた先生は斯学における最大の偉勲者であることは曰う迄もない...
土井晩翠 「小桜姫物語」
...初版刊行後に得られた新資料及び斯学(しがく)の進歩を採り入れて『校訂日本石器時代提要』は...
中谷宇吉郎 「『日本石器時代提要』のこと」
...私は斯学のためまた博士生前の努力のため...
牧野富太郎 「植物一日一題」
...我が日本では明治初年当時博物局(今の帝室博物館の前身)の職員で斯学上極めて重要な役割を勤めていた田中芳男氏(後ち貴族院議員となり次で男爵を授けられた)が明治五年にド・カンドール氏の所説に基き『垤甘度爾列(デ・カンド・ルレー)氏植物自然分科表』(この表は明治八年に校訂せり)を編成発行した時この科の字を用いたが...
牧野富太郎 「植物記」
...この Fossil の訳語なる化石は今我邦斯学界一般に用いられて一の常套語と成っているが...
牧野富太郎 「植物記」
......
牧野富太郎 「牧野富太郎自叙伝」
...ひいてはそれが斯学に貢献する事となり...
牧野富太郎 「牧野富太郎自叙伝」
...斯学の玉条たるエングレル及びブラントルの自然分科編に...
南方熊楠 「きのふけふの草花」
...斯学の大家ゴム氏に特に授爵されたり...
南方熊楠 「神社合祀に関する意見」
...然し斯学(しがく)の根底をなすものが偏狭であり...
山本周五郎 「新潮記」
...斯学を富ましめたのである(註)...
デイヴィド・リカアドウ David Ricardo 吉田秀夫訳 「経済学及び課税の諸原理」
便利!手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう??