例文・使い方一覧でみる「斬り」の意味
スポンサーリンク...人馬の声や軍刀の斬り合う音は... 
芥川龍之介 「首が落ちた話」
...三筋（みすじ）も四筋も斬りつけてある」「うん...
海野十三 「幽霊船の秘密」
...その手を斬り落し...
田中貢太郎 「怪譚小説の話」
...乗って来た馬の首を寺の井戸の中に斬り落し...
中里介山 「大菩薩峠」
...おなじく五段目『五条ノ橋』は牛若丸の千人斬り...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...十人の手勢にてよく一聯隊の敵を斬り伏せるてふ...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「ディカーニカ近郷夜話 後篇」
...鵜飼三四郎が棚倉伝八郎初め十余名の浪人者と斬り合っている...
山中貞雄 「恋と十手と巾着切」
...貴様たちがおれを斬りに来たのでなくて...
山本周五郎 「新潮記」
...飛脚屋の権二郎（ごんじろう）が酒のうえの喧嘩（けんか）で人を斬り...
山本周五郎 「柳橋物語」
...「……エイッ……エイッ……」と片手なぐに斬り放しにかかった...
夢野久作 「名君忠之」
...当るに任せて必死と薙（な）ぎ払（はら）い薙ぎ払いわき目もふらずに斬り廻った...
吉川英治 「剣難女難」
...その場を去らせず斬り捨てねばならぬと...
吉川英治 「剣難女難」
...なぜ馬謖（ばしょく）のような有能の士をお斬りになるのか...
吉川英治 「三国志」
...逃げだした部下もあらかた生（い）けどられたり斬りたおされた気（け）はいである...
吉川英治 「神州天馬侠」
...そのほか松永の家臣を幾人追いちらし斬りちらしたか知れなかった...
吉川英治 「新書太閤記」
...鹿之介の肩を斬りさげて...
吉川英治 「新書太閤記」
...斬りくさったの』『御領主様の相手じゃ』『相手の片割れじゃ』『この街道通したら...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...逃げた捕虜もめった斬りにされたり突き伏せられたりして...
吉川英治 「源頼朝」
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