...ピシッ」初めの一里ばかりは馬君(うまくん)風を斫(き)って駆けたが...
押川春浪補 「本州横断 痛快徒歩旅行」
...斫二牛頭一而殺レ之...
高木敏雄 「比較神話学」
...細刃(ほそみ)で斫(き)られた返報(へんぽう)をしようとて...
シェークスピヤ William Shakespeare 坪内逍遙訳 「ロミオとヂュリエット」
...その一部分の雑木が斫(き)り倒され...
中里介山 「大菩薩峠」
...ヴァエア山巓(さんてん)への道を斫(き)り拓(ひら)いていた...
中島敦 「光と風と夢」
...電光影裡(えいり)に春風を斫(き)るものは...
夏目漱石 「人生」
...すなわちただ敵を斫(き)ろう...
新渡戸稲造 「自警録」
...真夜中に斫(き)るが如き寒冽なる強風を侵(おか)して暗黒(あんこく)裡(り)に屋後(おくご)の氷山に攀(よ)じ登り...
野中到 「寒中滞岳記」
...標高七百米の小杉谷の斫伐所(しやくばつじよ)附近では...
林芙美子 「浮雲」
...標高も七百米の小杉谷斫伐所附近では...
林芙美子 「屋久島紀行」
...この少童を伴れ去って木を斫らすがよい...
南方熊楠 「十二支考」
...蛇皮堅くして斫(き)るべからず...
南方熊楠 「十二支考」
...松重岩之丞が斫(き)り露(あら)わす条...
南方熊楠 「十二支考」
...喉を斫って足を持って逆(さか)さにすれば少しは血が出るけれども肛門を確(しっか)り押えて身体をこくようにして搾(しぼ)り出さないと沢山出ない...
村井弦斎 「食道楽」
...斫(きり)て坂となし坦路となしゝものあり...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...鉞(まさかり)で斫(き)り殺したことがあった...
柳田国男 「山の人生」
...非常な大木をゴッシンゴッシンと挽(ひ)き斫(き)る音が聴え...
柳田国男 「山の人生」
...剣樹(けんじゅ)地獄や石斫(いしきり)地獄...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
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