...もしある時期に達して小樅を斫(き)り払ってしまうならば大樅は独(ひと)り土地を占領してその成長を続けるであろうと...
内村鑑三 「デンマルク国の話」
...狼(おほかみ)きたりて人の如く立其裾(そのすそ)を銜(くはへ)たるゆゑ斧(をの)にて狼の額(ひたひ)を斫(きり)...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...斫二牛頭一而殺レ之...
高木敏雄 「比較神話学」
...電光影裡(えいり)に春風を斫(き)るものは...
夏目漱石 「人生」
...真夜中に斫(き)るが如き寒冽なる強風を侵(おか)して暗黒(あんこく)裡(り)に屋後(おくご)の氷山に攀(よ)じ登り...
野中到 「寒中滞岳記」
...標高も七百米の小杉谷斫伐所附近では...
林芙美子 「屋久島紀行」
......
山川登美子・増田雅子・與謝野晶子 「恋衣」
...小金吾意気込むと花道まで逃げ「斫(き)るならこゝまで来い...
三木竹二 「いがみの権太」
...松重岩之丞が斫(き)り露(あら)わす条...
南方熊楠 「十二支考」
...斫(き)っても刺しても入らず...
南方熊楠 「十二支考」
...後(のち)また門外に臥すとかつて噛まれた人がその頭を斫(き)って殺した...
南方熊楠 「十二支考」
...喉を斫って足を持って逆(さか)さにすれば少しは血が出るけれども肛門を確(しっか)り押えて身体をこくようにして搾(しぼ)り出さないと沢山出ない...
村井弦斎 「食道楽」
...一たち斫(き)られながら...
森鴎外 「みちの記」
...やがてはその地の草を苅(か)り木を斫(き)り邑居を構えたのであろう...
柳田國男 「地名の研究」
...鉞(まさかり)で斫(き)り殺したことがあった...
柳田国男 「山の人生」
...非常な大木をゴッシンゴッシンと挽(ひ)き斫(き)る音が聴え...
柳田国男 「山の人生」
...剣樹(けんじゅ)地獄や石斫(いしきり)地獄...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...斫りし大輪の向日葵を採れば花粉はこぼれて身に満つ...
與謝野晶子 「晶子詩篇全集拾遺」
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