...斧よりも鋭利なる一笑を用い...
芥川龍之介 「北京日記抄」
...天地開闢以來(てんちかいびやくいらい)未(いま)だ斧鉞(ふいつ)の入(い)らざる大森林(だいしんりん)...
伊東忠太 「妖怪研究」
...証拠の手斧「話はまだその先があるんだよ...
海野十三 「地球発狂事件」
...不幸にも支那の人文現象は今日迄餘り廣く科學者の斧を受けて居ない...
橘樸 「支那を識るの途」
...石の斧等を遺したる者は過去の石器時代人民の一例なり...
坪井正五郎 「コロボックル風俗考」
...衆は即ち伐木の鋭利の斧を手に握り...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...そういう集団の両刃の斧(おの)は...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...斧を磨(と)ぐだけでも骨が折れるわ」と歌の主(ぬし)が答える...
夏目漱石 「倫敦塔」
...あるひは石斧(せきふ)を造(つく)る家(いへ)の看板(かんばん)であつたかも知(し)れません...
濱田青陵 「博物館」
...杣木片(そまこっぱ)すなわち斧で木を伐った切屑また松毬(まつかさ)を投げ付けると...
南方熊楠 「十二支考」
...また石斧をトールの槌として辟邪(へきじゃ)の功ありとした(マレの『北方考古篇』五章...
南方熊楠 「十二支考」
...薪を取って手斧でコツンコツンと割る...
三好十郎 「廃墟(一幕)」
...夢中になって柴田が振りおろした手斧が...
三好十郎 「廃墟(一幕)」
...むかしギリシアの人たちは卵型・鞠(まり)型・翼型・斧型の詩なんていうのをでっち上げたが...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...蟷螂(とうろう)の斧(おの)だ」ニヤリと笑った若き武芸者は...
吉川英治 「神州天馬侠」
...得意の二丁(ちょう)斧(おの)で...
吉川英治 「新・水滸伝」
...斧四郎だけが、「あるものか――」と、笑い消したが、ふと、金持の常に抱(いだ)いている不安が首を擡(もた)げて、何かで、その不安を消してしまいたかった...
吉川英治 「松のや露八」
...「……ぐわッ」斧(おの)を持っていた右側の男が...
吉川英治 「宮本武蔵」
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