...斧の柄(え)を手(た)握(にぎ)りもちて...
上田敏 上田敏訳 「海潮音」
...斧をとりなおした...
海野十三 「太平洋魔城」
...打石斧(だせきふ)の一番(ばん)多(おほ)かつたのは...
江見水蔭 「探檢實記 地中の秘密」
...器械も初めは石斧や石棒の如き粗末なものであつたのが...
丘浅次郎 「人類の将来」
...叉斧(ダブルアツクス)の印章あるを見たり...
イー、エー、ゴルドン 高楠順次郎訳 「弘法大師と景教との關係」
...――山上に樵者(きこり)新に磨(と)がれたる斧ふりあげて船材となすべく倒す巨大なる 390樫の如くに...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...(XI 122)613 斧或は矛はホメーロス詩中の諸將用ゐること稀...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...彼はフウイヌムの斧を使って...
ジョナサン・スイフト Jonathan Swift 原民喜訳 「ガリバー旅行記」
...支那で将軍出征に斧鉞(ふえつ)を賜うとあるは三代の時これを以て人を斬ったからで...
南方熊楠 「十二支考」
...胥議(あいぎ)して斧鉞(ふえつ)を加えた...
森鴎外 「渋江抽斎」
...斧田又平が馬を捉まえた...
山本周五郎 「風流太平記」
...又斧で割ったり何かして...
夢野久作 「虫の生命」
...林の中には斧の音...
横瀬夜雨 「春」
...白炎の如き一斧(ぷ)をひっさげ...
吉川英治 「三国志」
...斧(おの)などを晃々(こうこう)と連ねて並列していた...
吉川英治 「三国志」
...得意の二丁(ちょう)斧(おの)で...
吉川英治 「新・水滸伝」
...斧四郎の通人ぶりは...
吉川英治 「松のや露八」
...笛を吹け」斧四郎が云うと...
吉川英治 「松のや露八」
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