...外寇を斥けるためには...
ピョートル・アレクセーヴィチ・クロポトキン Pyotr Alkseevich Kropotkin 大杉栄訳 「革命の研究」
...女王をうまく煽てて伯爵を斥けることに成功したのにちがいない...
リットン・ストレチー Lytton Strachey 片岡鉄兵訳 「エリザベスとエセックス」
...近代生活に必要な煖房や照明や衛生の設備を斥ける訳には行かない...
谷崎潤一郎 「陰翳礼讃」
...夫はユートピアを夢想するものだとして斥ける...
戸坂潤 「辞典」
...睡眠を斥ける法すらあった...
中谷宇吉郎 「古代東洋への郷愁」
...初めから僭越・虚妄として斥けるべきである...
デイビッド・ヒューム David Hume 井上基志訳 「人間本性論(人性論)」
...その請求はこれを斥ける訳には行かない...
穂積陳重 「法窓夜話」
...わたくしは断乎としてこれを斥ける...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...ただ古式を変更したというだけでこれを斥けるに足りると思ったのである...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...彼はその艶美な肌の魅力を斥けることができない...
和辻哲郎 「『偶像再興』序言」
...すなわちここでは感情の誇張を斥ける...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
...我々はキリストを信ずることによって親鸞を斥けることはできぬ...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
...いかなる善にも向くべきその「本心」を斥けることは...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
...道元が斥けるのは単に仏教美術のみではない...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
...禅宗という名称をさえも彼は力強く斥ける...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
...従ってまた彼は教外別伝の標榜をも斥ける...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
...言語による表現を斥けるのではない...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
...いわんや概念的把捉を斥けるのではない...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
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