...手を振つて之を斥けるよりも先づ眼を背けて其醜より遁れむとする...
阿部次郎 「三太郎の日記 第一」
...女王をうまく煽てて伯爵を斥けることに成功したのにちがいない...
リットン・ストレチー Lytton Strachey 片岡鉄兵訳 「エリザベスとエセックス」
...それが折衷と妥協とを斥ける点に於て...
戸坂潤 「科学方法論」
...即ち哲学的――存在論的――範疇を斥ける限り...
戸坂潤 「現代哲学講話」
...経済に対する国家の干渉を斥けることをその本来の本質とした経済上の自由主義に立つ資本主義は...
戸坂潤 「現代唯物論講話」
...シュライエルマッハー(F. E. D. Schleiermacher)の特色ある調和的な弁証法を斥ける意味を有っている...
戸坂潤 「辞典」
...夫はユートピアを夢想するものだとして斥ける...
戸坂潤 「辞典」
...睡眠を斥ける法すらあった...
中谷宇吉郎 「古代東洋への郷愁」
...その請求はこれを斥ける訳には行かない...
穂積陳重 「法窓夜話」
...アリストテレスはそれらの思想を彼の哲學に對せしめて單純に虚僞として斥けるのでない...
三木清 「唯物史観と現代の意識」
...それが猿楽から分かれたものだという見解は必ずしも斥けるべきでない...
和辻哲郎 「古寺巡礼」
...彼は仏祖の斥けた「悪」をおのずから斥けるのである...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
...いかなる善にも向くべきその「本心」を斥けることは...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
...道元が斥けるのは単に仏教美術のみではない...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
...淫欲の誘惑として女を斥けるものを痛罵している...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
...禅宗という名称をさえも彼は力強く斥ける...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
...従ってまた彼は教外別伝の標榜をも斥ける...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
...それは思想的表現を斥けるものではなくかえって可能にするものである...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
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