...しかし荘厳にも劬(いたは)りの深いヨハネのクリストも斥(しりぞ)けることは出来ない...
芥川龍之介 「続西方の人」
...他を排斥することによつて始めて自己の主張を全くするが如き...
阿部次郎 「三太郎の日記 第三」
...最早この身近き現在の形相(ぎやうさう)を斥(しりぞ)くる力なかりしなり...
ハンス・クリスチアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 森鴎外訳 「即興詩人」
...敵を見付けた斥候のやうに駈けて行つて了つた...
石川啄木 「道」
...仏教を排斥するものあり...
井上円了 「欧米各国 政教日記」
...斥候隊(せっこうたい)の行方(ゆくえ)火星人が...
海野十三 「大宇宙遠征隊」
...女王はあなたを斥け...
リットン・ストレチー Lytton Strachey 片岡鉄兵訳 「エリザベスとエセックス」
...郷党の排斥を受けて...
田中貢太郎 「申陽洞記」
...つひには長崎から國外に斥けて以後...
徳永直 「光をかかぐる人々」
...併し斥力は物質の最初にしても最も手近かな現象形式でなければならない...
戸坂潤 「エマヌエル・カント『自然哲学原理』解説」
...□□□□の人々が文明都市から排斥されてだんだん逃げて行く所は○○のような辺鄙な所...
中谷宇吉郎 「先生を囲る話」
...愛や人道やの女性化主義(フェミニズム)を排斥し...
萩原朔太郎 「詩の原理」
...一概に排斥されないものがある...
平林初之輔 「昭和四年の文壇の概観」
...ゴドウィン氏の排斥するこの個人的利害への乱暴な帰属ということがなければ...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...抽象的であるとして排斥した...
三木清 「唯物史観と現代の意識」
...千鳥足で囀(さえず)り散らし何の考えもなくただただ斥候の用心深きを憑(たの)んで行くものと見ゆ...
南方熊楠 「十二支考」
...その斥(しりぞ)けようとする事柄の悪い点と...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...或いは我々に近づき或いはまた擯斥(ひんせき)し...
柳田国男 「山の人生」
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