...他は全部排斥してよいという理由を...
W・S・モーゼス William Stainton Moses 浅野和三郎訳 「霊訓」
...真実のキリストは彼等に由て涜(けが)され彼等の斥くる所となりつつあるのである...
内村鑑三 「聖書の読方」
...全日本を排斥してもよいが...
内山完造 「魯迅さん」
...独断なりとて無下(むげ)に排斥するは悪い...
大隈重信 「現代の婦人に告ぐ」
...反対に僕の方からのこの馴れ馴れしさをまずその態度で斥けてしまった...
大杉栄 「日本脱出記」
...われらは決して分類の研究を排斥するのではない...
丘浅次郎 「誤解せられたる生物学」
...いくら米国でもこの天象を禁止し排斥する事は出来ないので...
寺田寅彦 「凍雨と雨氷」
...アカイア族を速に攘ひ斥け...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...文化の力によって生活を豊かにする途をまだるっこいと斥けて...
永井隆 「この子を残して」
...斥候(せっこう)に出た時...
中島敦 「虎狩」
...まったく排斥されてしまったのである...
蜷川新 「天皇」
...復讐の可能を排斥するとは云はない...
エム・ケー・ガンヂー 福永渙訳 「非暴力」
...『源氏物語』『枕草子(まくらのそうし)』以下漢語を用いたるものを排斥致し候わば日本文学はいくばくか残り候べき...
正岡子規 「歌よみに与ふる書」
...現代の哲学はかような考え方を心理主義と名附けて排斥することを学んだのであるが...
三木清 「人生論ノート」
...こゝに使はれたる自嘲の筆法は上に引いたる節々(談理を斥くる證)にても...
森鴎外 「柵草紙の山房論文」
...あからさまにその人を斥(さ)さずに...
森鴎外 「渋江抽斎」
...川上と川下の砂地や芒の中では小さな斥候戦が方々で行われた...
横光利一 「日輪」
...気分としての且つ事実としての日貨排斥に対して全く無力であるのを如何ともしがたい...
與謝野寛・與謝野晶子 「満蒙遊記」
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