...彼は又理想なるものは大多数の人々には不可解なるものであつて若し一度それを絶対なるものとして一般人類の上に強ふる時は全く排斥せられるものであるといふことを忘れてゐる...
エレン・ケイ 伊藤野枝訳 「恋愛と道徳」
...とりも直おさずトキユタを社会から排斥する第一歩であって...
伊波普猷 「ユタの歴史的研究」
...第四斥候隊だけが...
海野十三 「大宇宙遠征隊」
...さっきからたびたび第四斥候隊あてに...
海野十三 「大宇宙遠征隊」
...第四斥候隊それにまちがいがないか...
海野十三 「大宇宙遠征隊」
...悉く之を偽作として排斥す...
高木敏雄 「比較神話学」
...かりに是等の疑ひを排斥する十分の根拠ありとするも...
綱島梁川 「国民性と文学」
...政吉を恐ろしく思う)徳之助 (手拭で疵口を結ぼうとする)政吉 (それを手で斥け)俺あお前にゃ...
長谷川伸 「中山七里 二幕五場」
...念のために斥候に出かけた音田が引き返して...
牧野信一 「まぼろし」
...縦令(たとい)「善」なりとも美ならずんば固よりこれを排斥するなり...
正岡子規 「人々に答ふ」
...間接には美の心は慈悲性を起し残酷性を斥(しりぞ)く...
正岡子規 「病牀譫語」
...一般的教養と専門とは排斥し合うものでなく...
三木清 「如何に読書すべきか」
...否寧(むし)ろ美文素の入(はい)つて来るのを排斥しようと力(つと)めたといつた方が適切かも知れぬ...
水野葉舟 「言文一致」
...斥候(ものみ)を派して報(しらせ)を待つた...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...偏僻(へんぺき)の治法を斥(しりぞ)けた...
森鴎外 「渋江抽斎」
...老臣の制止を斥(しりぞ)けて...
吉川英治 「随筆 宮本武蔵」
...不理解のゆえに排斥するのは...
和辻哲郎 「「自然」を深めよ」
...この態度は弥陀の救済の願につけ上がるものとして斥(しりぞ)けられた...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
便利!手書き漢字入力検索