...資格なき者は之(これ)を排斥する...
W・S・モーゼス William Stainton Moses 浅野和三郎訳 「霊訓」
...理想を排斥して衝動を過重するのは心理的の意味に於ける初級主義(エレメンタリズム)に過ぎない...
阿部次郎 「三太郎の日記 第二」
...敵情を探るためには斥候(せっこう)や...
泉鏡花 「海城発電」
...しかも第四斥候隊は...
海野十三 「大宇宙遠征隊」
...またこちらを排斥するもの...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...ついにはおまえの姿やおまえの真理を排斥するに至る...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...一切の價値を斥けて居るのである...
朝永三十郎 「懷疑思潮に付て」
...同じ種類の人々をたがいに排斥させる...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...多勢の斥候隊は、国民兵の各隊の中にある戦列隊で編成され、飾り帯をつけたひとりの警部を先に立てて、反乱してる街路を偵察(ていさつ)に行った...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...われ一人を排斥している...
夏目漱石 「野分」
...併(あわ)せて私の親切をも排斥しようとなさるのです...
夏目漱石 「明暗」
...斥(しりぞ)けられている...
原田義人 「「世界文学大系58 カフカ」解説」
...大任を果した斥候のように...
火野葦平 「花と龍」
...それをも排斥致し候ひけん...
正岡子規 「歌よみに与ふる書」
...轎夫脚を愛して海中潮斥(てうせき)の処を行く...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...忠誠直(かうちやく)之者は固陋(ころう)なりとして擯斥(ひんせき)せられ...
森鴎外 「津下四郎左衛門」
...道徳を排斥して個人主義の唯物宗を迷信した...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...その附近まで出ていた劉(りゅうよう)の斥候(せっこう)が...
吉川英治 「三国志」
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