...一斤十六セントから廿セントまでするが...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...オヤ『二十五斤』だって? 関係の無いことだ...
魯迅 井上紅梅訳 「幸福な家庭」
...七斤ねえさんはこれに対してまだ答えもせぬうちにたちまち七斤が露路口(ろじぐち)から現われた...
魯迅 井上紅梅訳 「風波」
...七斤は自分自身を指折の人物と信じているのに...
魯迅 井上紅梅訳 「風波」
...六斤の頭の上の蝶々とんぼはその時すでに一つの大きな辮子に変っていた...
魯迅 井上紅梅訳 「風波」
...一斤(約三合)五十銭につき...
相馬愛蔵、相馬黒光 「一商人として」
...まだ火薬のはいったままの六十斤(きん)破裂弾がそこから掘り出された...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...村の人達が集り、相寄つて黒砂糖をつくつてゐるのだが、この素朴な砂糖も、一斤について、十八圓の消費税がかゝり、その上にまた所得の税金がかゝるのだと、村の人はこぼしてゐた...
林芙美子 「屋久島紀行」
...一万斤の生糸の売渡しが破談になったばかりか...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...其各種の慾心には消長盛衰あれども其総体の分量は固より百斤ならば百斤の外に出づることなし...
正岡子規 「読書弁」
...もっとも何ジャムでも菓物(くだもの)一斤即ち百二十目に砂糖一斤即ち百二十目という同じ割合にしてあるのは砂糖の防腐性を利用して長く持たせるためですから甘味が少し勝ち過ぎます...
村井弦斎 「食道楽」
...一斤十八銭のブリスケという処を買って一晩強い塩水へ漬けて翌日四時間ばかり湯煮て肉挽器械(にくひききかい)で挽いて塩胡椒して塗ります...
村井弦斎 「食道楽」
...赤茄子のよく熟したのを三斤ばかり買ってそのまま皮も剥(む)かずに二つに切って種を絞り取って水を入れずに赤茄子ばかり鍋へ入れて弱い火で四十分間煮ます...
村井弦斎 「食道楽」
...この時勝手口より顔を出す牛肉屋の御用聞き「今日(こんにち)は何を持って参りましょう」妻君「やっぱり平日(いつも)のように上等のロースを一斤(きん)持って来ておくれ」男「ヘイヘイ」と帰り去る...
村井弦斎 「食道楽」
...普通の鎧はせいぜい六十斤位のものにすぎないのであるが*...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...八十二斤と称する大青龍刀を横ざまに擁し...
吉川英治 「三国志」
...重さ八十斤もあろうかと見える戟(ほこ)をひっさげ...
吉川英治 「三国志」
...八十二斤の青龍刀をひっさげ...
吉川英治 「三国志」
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